製造業・サービス業・総合PMIの速報値発表で大きく動く!? 「1月24日の注目点とイベントスケジュール」

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2023年1月24日

製造業・サービス業・総合PMIの速報値発表で大きく動く!? 「1月24日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日は日銀が5年物の共通担保オペを通告し、オファー額1兆円に対して応札額が3.1兆円だったことで、日本国債10年物利回りは0.38%台まで低下し円売りが進みました。

ドル円は一時130.9円まで上昇しています。

 

本日はフランスやドイツ、ユーロ圏、英国、米国と各国で製造業・サービス業・総合PMIの速報値が発表され、翌朝にはNZや豪州の四半期CPI(消費者物価指数)が発表されます。

今週の中でも大きく動く一日になるのではないかと注目しています。

目次

◎本日の注目点

 

1)経済指標

 

製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

今週は製造業・サービス業・総合PMIの速報値が発表されます。

PMIは仕入れ担当者に今後の景気についてのアンケートを指数化したもので、景気の先行指標として注目しています。

各国、物価上昇を抑える為に利上げを進め、景気悪化が懸念されています。

どこまで、どのくらい景気が悪化するのか、景気悪化の底はいつなのか、PMIの数字に注目です。

 

 

 

NZ四半期CPI(消費者物価指数)

RBNZは物価抑制を優先するとしてハイスピードで利上げを進めてきました。

NZ四半期CPI(消費者物価指数)は4∼6月期が前期比7.3%、7~9月期が7.2%となっており、10~12月期の予想は7.1%になっています。

予想通りインフレピークアウトが確認できるのか、それとも予想に反して再度物価が上昇してしまうのか、CPI(消費者物価指数)の結果に注目です。

インフレ低下が見て取れる結果の場合は利上げ観測後退でNZドル売り、予想以上の結果が出てきた場合は利上げ継続の可能性からNZドル買いに繋がるのではないかと思います。

 

 

 

豪四半期CPI(消費者物価指数)

RBAはハト派姿勢で利上げに消極的です。

その上でインフレがピークアウトし、物価が低下してきているのかCPI(消費者物価指数)に注目です。

物価が高止まり、もしくは低下している場合は、RBAのハト派姿勢のままで豪ドル売りになるのではないかと思っています。

予想以上の物価が示された場合はもう一段の利上げの可能性から、豪ドル買いが出てくるのではないかと思っています。

 

 

 

2)要人発言

 

FRBはブラックアウト期間で今週は発言がありません。

ECBは26日からブラックアウト期間なので、その前までに次回理事会の利上げに関する発言に注目しておきたいと思います。

今週の発言で一番注目しておきたいのは日銀です。

日銀は政策変更しないと思いますが、注目したいのは時期日銀総裁の候補についてです。

2月10日に次期日銀総裁を公表するとしていることから、次期日銀総裁について観測報道が出てくるのではないかと思います。

観測報道が出てきた次期総裁候補の発言は、4月以降の日銀政策についての発言だと受け止められるので、発言内容に注目しておきたいと思います。

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

1月24日(火曜日)

 

中国市場休場(旧正月)

 

17:10 EUR クノット・オランダ中銀総裁発言

17:15 EUR フランス製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

17:30 EUR ドイツ製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

18:00 EUR ユーロ圏製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

18:00 EUR ブイチッチ・クロアチア中銀総裁発言

18:30 GBP 英製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

18:45 EUR ラガルドECB総裁発言

23:45 USD 米製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

 

 

1月25日(水曜日)

 

03:00 USD 2年債入札

06:45 NZD NZ四半期CPI(消費者物価指数)

09:30 AUD 豪四半期CPI(消費者物価指数)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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