2021年3月1日
製造業PMIの発表と金利と株価! 「3月1日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
先週は米金利の上昇が話題になり、米金利の上昇は一時1.6%台にのせました。
金利の上昇は、米国だけでなく主要各国でも金利が上昇しています。
オーストラリアやニュージーランドの金利は上昇ペースが速く、米国以上に上昇しています。
今週も金利上昇と各国金利差が注目されるのではないかと思っています。
目次
◎本日の注目点
1)金利と株価
先週末は米金利の上昇で株価が下落、月末の調整もあり株価だけでなく資産価格まで大きく下落しました。
先週末の動きは一過性の物なのか、リスクオフの流れによるものなのか、月初めとなる本日の動きに注目したいと思います。
また、週末に米下院ではバイデン政権が進める追加経済対策案が可決しています。
追加経済対策案の可決を受けて米金利がどのように推移するのか、また金利の動きに対して株価がどのように動くのか注目です。
米金利だけでなく、オセアニアの金利や日本の金利も注目です。
米金利の上昇が注目されていますが、オセアニアの金利上昇ペースも早くなっています。
日本は日銀のYCC(イールドカーブ・コントロール)ターゲットに近づいています。
指値オペに対する話題が出てこないか注目しています。
2)要人発言
本日はウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁やブレイナードFRB理事など、重要な要人発言が予定されています。
また、日付が変わってからは地区連銀総裁3名が討論会に出席の予定があり、注目の米金利について発言が出てこないか注目です。
3)製造業PMI
本日はマークイットとISMで製造業PMIが発表され、特に注目はISM製造業景況指数です。
米国は経済回復期待から、米金利が上昇しています。
米金利の上昇がマーケットに大きな影響を及ぼしている状況で、本日のISM製造業景況指数の結果が上振れた場合、金利がさらに上昇しマーケットに影響するのではないかと思われ、ISM製造業景況指数に注目です。
マークイット製造業PMIはイタリアやフランス、ドイツ、ユーロ圏、英国、米国で発表されます。
今回は改定値ということで、予想と結果が乖離することが少ないのですが、大きく乖離する可能性もあるので確認程度に注意しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
3月1日(月曜日)
10:45 CNY 財新製造業PMI
17:45 EUR イタリア製造業PMI(改定値)
17:50 EUR フランス製造業PMI(改定値)
17:55 EUR ドイツ製造業PMI(改定値)
18:00 EUR ユーロ圏製造業PMI(改定値)
18:30 GBP 英製造業PMI(改定値)
19:00 EUR イタリアHICP(消費者物価指数)
22:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)
23:00 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言
23:05 USD ブレイナードFRB理事発言
23:45 USD 米製造業PMI(改定値)
3月2日(火曜日)
00:00 USD ISM製造業景況指数
04:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁、メスター・クリーブランド連銀総裁、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁発言
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