2021年10月19日
要人発言でサプライズがなければ小動きな展開か!? 「10月19日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は大きなイベントも少なく、小動きな展開となりました。
注目の原油価格は一時高値更新する場面もありましたが、高値警戒感から下落して81ドル~83ドルの中で動いています。
注目度が高いだけにボラティリティは大きくなっています。
本日も経済指標などのイベントは少なく、要人発言でサプライズが出てこない限りは、昨日同様に様子見の小動きな展開が続くのではないかと予想しています。
目次
◎本日の注目点
1)要人発言
BOE
本日は新加入のマンBOE外部理事とピルBOE主席エコノミストの発言が予定されています。
タカ派の理事2名が抜けて、新加入してきた理事なのでタカ派なのか、ハト派なのか、発言内容に注目です。
また、本日は利上げについて発言が続く、ベイリーBOE総裁の発言も予定されています。
来月11月の利上げ期待が高まる、英中銀の3名の発言に注目です。
ECB
ECBで注目なのはレーンECB専務理事兼主席エコノミストの発言に注目です。
弁護士・政治家出身のラガルドECB総裁と違い、金融出身のレーンECB専務理事兼主席エコノミストの発言をマーケットは重要視しているようです。
12月のECB理事会でPEPP(パンデミック緊急購入プログラム)を見直すと言っているので、緩和政策についての発言に注目が集まります。
レーンECB専務理事兼主席エコノミストはややハト派なので、引き締めに向かうようなタカ派の発言が出てくるとユーロ買いに反応しそうな気がしています。
FRB
ウォーラーFRB理事の発言に注目です。
FRBの理事で、常任で投票権を持っていますが、発言期会が少ないので政策スタンスをしっかりと確認したいと思います。
テーパリングに関しては年内で織り込み済みなので、来年以降の利上げに関する発言に注目です。
2)中国リスク
昨日同様に中国恒大集団のデフォルト宣言が出るのではないかというリスクに注目です。
中国恒大集団の利払いされていないもので、早いものは来週にも猶予期間が終了します。
猶予期間の終了を前に、デフォルト宣言をするとの見方が強まっており、中国市場への影響が懸念されています。
どこまで影響が出てくるのか、上海総合指数や香港ハンセン指数に注目です。
◎本日のイベントスケジュール
10月19日(火曜日)
09:30 AUD RBA理事会議事要旨
18:15 EUR レーン・フィンランド中銀総裁発言
19:00 GBP マンBOE外部理事発言
20:00 EUR センテノ・ポルトガル中銀総裁、エルダーソンECB専務理事発言
21:00 EUR パネッタECB専務理事発言
21:05 GBP ベイリーBOE総裁発言
21:30 USD 米建築許可件数
22:00 GBP ピルBOE主席エコノミスト発言
23:00 EUR レーンECB専務理事兼主席エコノミスト発言
10月20日(水曜日)
00:00 USD デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言
03:50 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言
04:00 USD ウォーラーFRB理事発言
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