2021年6月21日
要人発言で株価と金利はどう動く!? 「6月21日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
先週注目されていたFOMCが通過して、動きやすいマーケットになったのではないかと思います。
経済指標、要人発言、地政学など様々な要因で動く相場が予想されます。
その分取引チャンスが増えてくれるのではないかと期待しています。
できれば、トレンド形成に繋がるような要因が出てきてくれることを期待しています。
目次
◎本日の注目点
1)株価と金利
先週のFOMCでタカ派な内容が発表され、引き締め政策が前倒しされるのではないかとの懸念から株価が下落しました。
ただ、引き締め政策の前倒し期待が高まっている割には上昇せず、逆に金利は低下しています。
このような動きが続くのか、どちらかが追いかけるように動くのか注目しています。
株価が金利を追いかけるように動くのであれば、進んだドル買いはドル売りに転換し、買われた分を戻す可能性があるのではないかと思っています。
逆に金利が上昇してくるようであればドル買いの流れが継続し、ドル買いトレンドが出来るのではないかと予想しています。
2)要人発言
先週、ブラード・セントルイス連銀総裁の発言で利上げ期待が大きく進み、株価下落の起点となりました。
ブラード・セントルイス連銀総裁は22年の投票権を持つFOMCメンバーで、22年の利上げに関して発言しとことが要因となっています。
このブラード・セントルイス連銀総裁の発言が本日も予定されており、同じように利上げについて触れるのか注目です。
他にも、常任で投票権を持つウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言にも注目です。
ハト派姿勢を続けるラガルドECB総裁の発言も予定されています。
米国やカナダ、英国などで引き締め方向に転換する中、欧州でも引き締めに動くのではないか、緊急対応であったPEPP(パンデミック緊急購入プログラム)だけでも終了するのではないかと注目が集まっています。
ラガルドECB総裁の発言にも注意しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
6月21日(月曜日)
10:30 AUD 豪小売売上高
19:30 EUR センテノ・ポルトガル中銀総裁発言
22:30 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発
23:15 EUR ラガルドECB総裁発言
6月22日(火曜日)
04:00 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言
06:00 NZD NZ Westpac消費者信頼感指数
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