2022年6月24日
要人発言多数、リスク要因に注目! 「6月24日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は中尾元財務官が「為替介入の可能性は排除できない」
欧州市場に入り円が売られ始めましたが、フランスやドイツ、ユーロ圏の製造業・サービス業・総合PMI(速報値)が予想を大きく下回ったことでリスク回避が進み、再度円買いが進みました。
NY市場でも米製造業・サービス業・総合PMI(速報値)が予想を下回るとリスク回避が進み、さらに円高が進みました。
本日は重要表が少ないのでリスク要因に注目したいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)リスク要因
円安リスク
昨日は元財務官の発言をキッカケに円買いが進み、欧米のPMIが予想を下回ったことでリスク回避ムードとなり円買いが加速しています。
ただ、根本的な円安トレンドに変わりはないと思っているのでリスクオフが後退すると再度円安が進むのではないかと注目しています。
円安が進み始めたときに口先介入が出てこないか注意しておきたいと思います。
株安リスク
昨日の欧米PMIが予想を大きく下回ったことで景気後退、リセッション、スタグフレーションの懸念が高まっています。
株価下落に繋がりリスクオフが進んでいます。
この流れがこのまま続くのか、それとも株価回復するのか、株価の動向に注目です。
また、景況感を悪化させている要因に中銀の引き締めがあります。
本日は要人発言が多数予定されているので、発言から引き締め加速が見えてくると景況感がさらに悪化して株価下落、リスクオフが進む可能性があります。
発言内容にも注目です。
◎本日のイベントスケジュール
6月24日(金曜日)
EU首脳会議
15:00 GBP 英小売売上高
17:00 EUR ドイツIFO景況指数
18:30 EUR センテノ・ポルトガル中銀総裁発言
19:30 EUR デコス・スペイン中銀総裁発言発言
20:30 AUD ロウRBA総裁発言
20:30 EUR デギントスECB副総裁発言
20:30 GBP ピルBOE主席エコノミスト発言
20:30 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言
22:45 GBP ハスケルBOE外部理事発言
23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)・新築住宅販売戸数
6月25日(土曜日)
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
02:15 USD デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言
6月26日(日曜日)
G7首脳会議(独南部エルマウ城、28日