2021年7月21日
豪小売りは改善するか? 「7月21日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は、欧米市場で株価は上昇、米金利も上昇に転じてリスクオフムードは後退しました。
米ドルは買われて、ドルの強さを測る指標のドルインデックスは3月末高値付近化で上昇してきており、高値更新できるかがポイントになってきそうです。
本日も重要指標が少ないことや、木曜日のECBや来週のFOMCを控えていることから要人発言もなく、様子見姿勢が強くなるのではないかと思われます。
先日同様に株価が下落するなど、リスクオフの流れに注意しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)豪小売売上高
本日は豪州で小売売上高が発表されます。
物価指標や雇用指標に比べて注目度は少し下がりますが、どのくらい経済が回復しているか計る指標なだけに為替や株価に影響が出てくるのではないかと注目しています。
また、豪州では、一昨日くらいから一部豪州系銀行がQE(量的緩和)の拡大など、RBAがハト派に振れるのではないかとの予想を出しています。
お隣のニュージーランドはテーパリングがスタートしてるだけに、一時は豪州もテーパリング期待が高まっていただけに、今後ハト派に進むのかタカ派に進むのか注目です。
そのためにも、本日の小売売上高は重要になってくるのではないかと予想、結果が予想と乖離すれば大きく動くのではないかと予想しています。
2)リスクオフ
昨日の欧米市場では株価が上昇し、米金利も上昇し、リスクオフムードは後退しました。
この流れが本日の東京市場、そして欧米市場へと続くのかが本日も注目しておきたいと思います。
再度株価が下落するようであれば、またリスクオフムードに傾くのではないかと注意しています。
◎本日のイベントスケジュール
7月21日(水曜日)
08:50 JPY 日銀金融政策決定会合議事要旨(6月18日分)・貿易収支
10:30 AUD 豪小売売上高
21:30 CAD カナダ新築住宅価格指数
23:30 USD 原油在庫量
7月22日(木曜日)
02:00 USD 米20年債入札
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