週明けポンドの窓開けに注意! 「12月11日の注目点とイベントスケジュール」

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2020年12月11日

週明けポンドの窓開けに注意! 「12月11日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日のECB理事会では、予想通りの結果が出てきたことからユーロは買いで反応しています。

ラガルドECB総裁の記者会見では、ユーロ高についての質問も出てきましたが、懸念をしているとの発言はありましたが対抗策は出てきませんでした。

また、追加緩和量や緩和期間の延長についても、理事会の中で意見が分かれているとの事。

理事かの中でもタカ派が出始めていることもユーロ買いの材料とされているようです。

 

目次

◎本日の注目点

 

1)離脱協議

 

英国とEUの離脱協議は13日を期限として協議が続いています。

漁業権や補助金問題、司法権の3点で隔たりがあり、話し合いは平行線となっています。

残り3日間で解決できるかが問題で、日を追うごとに合意なき離脱の可能性が高まってきています。

 

英国・EU双方から合意なき離脱の準備を進めるようにと発言も出始めています。

13日(日曜日)のは結論を出すと言っていることから、来週月曜は窓開けする可能性が高く、ポジション調整をしっかりしておきたいと思います。

 

 

 

2)EUサミット

 

来年度予算案について、合意との報道が出てきています。

コロナ復興基金も合意となれば株価の下支えとなるのではないかと思われます。

予算関連の発言と株価の動きに注目です。

 

また、EUサミットではトルコに対する制裁についても話し合われています。

トルコ制裁が決定するとトルコリラの下落に繋がり、リラショックが起こる可能性があります。

トルコの制裁にも要注意です。

 

 

 

3)米予算

 

米国では暫定予算は可決、コロナ対応の追加景気対策案の合意に注目が集まっています。

ムニューシン財務長官とペロシ下院議長は合意に前向きと発言質ますが、マコーネル上院院内総務は反対しています。

お互いが妥協しないことから、話し合いは平行線のように見えます。

追加景気対策案がぐ出来るかどうかによって株価の動きに影響すると思われます。

株価が堅調に推移するか、予算関連の発言と株価の動きに注目です。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

12月11日(金曜日)

 

EUサミット(首脳会議)

英・EU離脱協議(13日まで)

米暫定予算期限

 

04:00 USD 米月次連邦財政収支

16:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)

16:00 GBP 英中銀金融安定報告書

18:00 EUR ホルツマン・オーストリア中銀総裁発言

19:30 EUR センテノ・ポルトガル中銀総裁

 

 

12月12日(土曜日)

 

00:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数

00:00 EUR デコス・スペイン中銀総裁発言

01:10 USD ジョージ・カンザスシティ連銀総裁発言

02:40 USD クウォールズFRB副議長発言

03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

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