2021年2月12日
週末でポジション調整の動きに注意! 「2月12日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日に続き、本日も材料難で小動きな展開が続くのではないかと思われます。
注目材料も小粒なものばかりで、大きな値動きに繋がるものはなさそうです。
ただ、来週月曜日は米国が休みなので、ポジション調整は出てくる可能性があります。
NYオプションカットやロンドンFIX、クローズ前などは急な値動きや反転には注目しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)英GDP
本日は英国で10~12月期GDPの速報値が発表され、マイナス金利論が再燃しポンドが売られるのではないかと注目しています。
英国の10~12月期はコロナ感染拡大により、世界で最も厳しい分類のロックダウンを実施していたことで、低い経済成長率が予想されています。
ただ、予想を大きく下回るような結果が出てきた場合、先日のBOE政策発表で否定したマイナス金利論が再度浮上してくるのではないかと思われます。
予想に対してどのような結果が出てくるのか、結果を受けてマイナス金利などの発言が出てこないか注目です。
2)ミシガン大学消費者信頼感指数
米国では金利が注目されていて、ミシガン大学消費者信頼感指数の発表で金利が動かないか注目されています。
先日のCPI(消費者物価指数)発表時に、米金利が急低下して米ドルが売られる展開に繋がりました。
本日のミシガン大学消費者信頼感指数の発表を受けて、米金利がどのように推移するのか、金利の動きに対して米ドルがどのように動くのか注目です。
3)G7財務相・中央銀行総裁会議
G7財務相・中央銀行総裁会議がオンラインで開かれるということで、金融政策・財政政策について要人発言が出てくることがあります。
話題の中心はコロナからの経済回復になると思われます。
世界的な金融緩和について、どのような発言が出てくるのか注目しています。
ただ、大きな変動に繋がる発言が出てくる可能性は少ないのではないかと予想しています。
◎本日のイベントスケジュール
2月12日(金曜日)
中国休場(春節)
G7財務相・中央銀行総裁会議(オンライン)
16:00 GBP 英GDP(10~12月期)(速報値)
2月13日(土曜日)
00:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数
03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント