2021年6月8日
重要イベントがない中、金利や発言で方向性は出てくるのか!? 「6月8日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は重要指標もなく、方向感に欠ける展開となりました。
今週はECB理事会や米CPI(消費者物価指数)、来週にはFOMCが控えていることから様子見姿勢が強くなっています。
また、FOMCを控えてブラックアウト期間に入っていることから、要人発言もありません。
本日も昨日のような展開が続くのではないかと予想しています。
目次
◎本日の注目点
1)米金利
先週の雇用統計が予想を下回ったことで、早期のテーパリング期待が後退。
米金利も低下しています。
米金利低下は米ドルの上値を抑えています。
本日の3年債入札で米金利が動くのか、米金利に合わせて米ドルが動くのか注目です。
2)要人発言
本日は日銀副総裁や英中銀主席エコノミストの発言が予定されています。
その他にも予定されていませんが、各国の要人発言に注目しています。
重要指標などが少なく、方向感がないだけに要人発言が注目されています。
先日ロシア要人が流動性をドルからユーロにシフトすると発言したことで、米ドルの上値が重たくなっているとの見方もあります。
このような方向感に影響しそうな発言が出てこないか注目です。
◎本日のイベントスケジュール
6月8日(火曜日)
08:50 JPY 日本国内総生産(1~3月期)(改定値)
10:30 AUD 豪NAB企業信頼感指数
18:00 EUR ドイツZEW景況感指数
18:00 EUR ユーロ圏ZEW景況感指数・GDP(1~3月期)(確定値)
19:00 JPY 雨宮日銀副総裁発言
21:30 USD 米貿易収支
21:30 CAD カナダ貿易収支
22:00 GBP ホールデンBOE主席エコノミスト
6月9日(水曜日)
02:00 USD 米3年債入札
08:30 AUD ケントRBA総裁補佐発言
09:30 AUD 豪Westpac消費者信頼感指数
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