2022年1月14日
金利低下・ドル安はどこまで続くのか!? 「1月14日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日はブレイナードFRB理事の公聴会に注目していました。
ハト派のブレイナードFRB理事から「利上げ」や「バランスシートの縮小」に前向きな発言が出てくるなど、タカ派な発言が出てきたのですがマーケットは金利低下・ドル安で反応しました。
FRBによる3月利上げは織り込み済み、期待が先行し過ぎていた金利上昇やドル高が巻き戻しているのではないかと見ています。
調整がどこまで続くのか注目しています。
本日は週末で実質五十日、リスク要因もあるのでポジション調整には気をつけておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)米金利・ドル安
昨日はハト派のブレイナードFRB理事からタカ派発言が出てきたにもかかわらず、米金利は低下しドル安が進みました。
最近のマーケットは米金利と米ドル主導のマーケットとなっており、本日も米金利と米ドルが注目される展開となりそうです。
昨日の流れを引き継いで米金利低下、米ドル安が進むのか、指標や発言で米金利と米ドルが動くのか、注目しています。
米小売売上高・ミシガン大学消費者信頼感指数
米国では前年比7.0%とかなりの水準で物価高が進んでいます。
これだけ物価が上昇すると消費活動の低下につながる可能性があります。
消費活動が低下すれば、景気後退に繋がります。
消費活動が低下していないか、小売売上高・ミシガン大学消費者信頼感指数の結果に注目です。
ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言
ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁は常任で投票権を持っています。
現在のFRBの注目はバランスシートの縮小に集まっています。
ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁がバランスシートの縮小の時期と速度について、どのように発言が出てくるか注目です。
2)リスク要因
米金利や米ドルの動きに注目が集まり、リスク要因が材料視されていませんが、ウクライナ情勢は変わらず平行線のままです。
欧米とロシアの間で制裁合戦に発展する可能性があるので要注意。
特に週末にリスク要因が注目される可能性があるので、リスク管理はしておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
1月14日(金曜日)
16:00 GBP 英GDP
16:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)
22:30 USD 米小売売上高
22:30 EUR ラガルドECB総裁発言
1月15日(土曜日)
00:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
01:00 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言(常任投票権)
03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
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