2019年11月1日
雇用統計・ISMと重要指標に注目! ~11月1日の注目点とイベントスケジュール~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日、Bloombergから「中国はトランプ米大統領との長
ロイターなどでは、報じられていないことから真偽は疑われますが、クロス円の下落は一時108円割れ、下落したままです。
クロスフランの状況などを見ても、そこまでフラン高になっていないところを見ると、リスクオフではないような気もします。
最近の円安・円売りの調整で買われたのかもしれません。
本当にリスクオフなのか!?
見極めていきたいと思います。
また、日本は3連休入りです。
米国は週明けからサマータイム終了、標準時間に移行します。
ポジション調整はしっかりとしていきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)経済指標
本日は重要注目指標が予定されています。
中国指標
財新製造業PMIが発表されます。
昨日の中国製造業PMIは予想を下回り、悪化していました。
中国発表の製造業PMIが悪化していたことで、財新製造業PMIも悪化しているのではないかと思われます。
中国製造業PMIよりも影響力の大きい、財新製造業PMIに要注目です。
英国指標
Brexit関連で揺れる英国ですが、解散総選挙が決まり、一旦落ち着きを取り戻しているように思えます。
来週には、英中銀「Super Thursday」を控えていることから、政治から経済指標に注目が移るのではないかと思います。
本日発表の製造業PMIに注目です。
米国指標
先月までは、経済指標の結果が強いとドルが買われ、指標結果が弱いと利下げ期待から株が買われドル買いに繋がるというような流れでした。
今週FOMCが終わり、利下げの一旦打ち止めが広まると、弱い指標結果が利下げに繋がらず、株価下落になりドル売り要因になっています。
本日は、雇用統計やISM製造業景況指数が発表されます。
GMでのストライキは雇用に、米中関税はISM製造業景況指数に影響すると思われ、悪化している可能性があります。
弱い結果がドル安に直結すると思われるので要注目です。
2)米中貿易協議
昨日、Bloombergから「中国はトランプ米大統領との長
先日チリがAPEC開催を断念したことで、米中会談も流れるのではないかと思われていたところに出てきたBloombergの報道であったため、大きくリスクオフに傾いたのではないかと思われます。
米中協議が本当に懸念が出てきているのか!?
APEC米中会談の替わりは開催されるのか!?
12月15日の追加関税の行方は!?
追加の報道、情報を注視していきたいと思います。
3)要人発言
本日NY時間に入ると要人発言が続きます。
特にFRB副議長の発言は要衆目です。
パウエルFRB議長の記者会見では、12月利下げはないと受け止められましたが、本日のFRB副議長の発言がどうなのか、注目しています。
また、要人発言を受けて、米金利がどのように動くのかも併せて注目していきたいと思います。
4)その他リスク要因
・米国による対EU報復関税発動
・イタリアやフランスの予算案問題
・香港デモ
・サウジ、イラン、イスラエル、中東問題
・北朝鮮
・IS(イスラム国)
◎本日のイベントスケジュール
11月1日(金曜日)
ASEAN(東南アジア諸国連合)関連首脳会議(バンコク、1
10:45 CNY 財新製造業PMI
16:00 TRY トルコ製造業PMI
16:30 CHF スイスCPI(消費者物価指数)
18:30 GBP 英製造業PMI
21:30 USD NFP雇用統計・失業率・平均時給
22:30 USD カプラン・ダラス連銀総裁発言
22:45 USD 米製造業PMI
23:00 USD ISM製造業景況指数
11月2日(土曜日)
ASEAN(東南アジア諸国連合)関連首脳会議(バンコク、1
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
02:00 USD クラリダFRB副議長・クウォールズFRB副議長・デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言発言
03:30 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言
11月3日(日曜日)
米国サマータイム終了、標準時に移行
ASEAN(東南アジア諸国連合)関連首脳会議(バンコク、1