離脱協議の延長発表で欧米市場の反応は!? 「12月14日の注目点とイベントスケジュール」

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2020年12月14日

離脱協議の延長発表で欧米市場の反応は!? 「12月14日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

英国とEUはいつになったら合意出来るのか、この週末も結論が出せないまま協議の延長だけが発表されました。

これでまた、マーケットは離脱協議と米予算、コロナワクチン、FRBの緩和による米ドル安と、先週までと同じテーマで動いていきそうです。

 

12月も第3週目に入り、取引量が減り始める可能性があるので、急な値動きには注意しておきたいと思います。

 

目次

◎本日の注目点

 

1)離脱協議

 

今日は、協議継続となったことを欧米市場がどのように織り込むのか注目です。

13日を期限としていた英EU離脱協議は、協議を延長することが発表されました。

13日で決裂するのではないかと警戒されて、週末に売られていたポンドは上窓を開けてスタートしています。

今回の延長には期限が決められていないのですが、月末に離脱が完了することは決定事項なので、それまでに一部だけでも合意するのか、完全決裂なのか、合意出来ていない部分だけ来年に協議を持ち越すのか、結論が出てくるのではないかと思います。

もう一時、離脱協議関連に振り回される展開が続きそうです。

 

 

 

2)要人発言

 

離脱関連の要人発言は当たり前ですが、それ以外にもECB関係者やムニューシン財務長官やペロシ下院議長などの発言にも注目です。

 

先週ECB理事会が終わり、ユーロは買われやすい状況となっています。

リスクオンになり、ドル安が進めばユーロが買われてユーロ高が進むと思われます。

この時に、どこまでECBがユーロ高を許容できるのか、ユーロ高懸念発言が出てこないか注目です。

 

また、米国では追加景気対策案と暫定予算の2つの予算で協議が続いています。

どちらも重要な予算なだけに、ペロシ下院議長、マコーネル上院院内総務、ムニューシン財務長官がどのように妥協できるのか、発言に注目です。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

12月14日(月曜日)

 

米大統領選挙 選挙人投票

欧州議会本会議

OPEC月報

 

08:50 JPY 日銀短観

16:00 TRY トルコ小売売上高

18:45 EUR パネッタECB専務理事発言

22:30 EUR シュナーベルECB専務理事発言

 

 

12月15日(火曜日)

 

05:00 NZD NZ WestPac消費者信頼感指数

09:30 AUD RBA理事会議事要旨

 

 

 

 

 

 

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