2020年12月3日
離脱協議の結果が出てくるのか!? 「12月3日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日もドル安が進み、ユーロドルでは1.2000ドルだけではなく、1.2100ドルを超えて上昇しています。
また、合意なき離脱に関する発言が出てきたことで、ポンドは大きく下落しています。
本日もドル安の継続と離脱に関するポンドの乱高下がマーケットの中心となりそうです。
目次
◎本日の注目点
1)離脱協議
英国とEUの離脱協議は今週が期限とされています。
集中協議の場合、木曜日の夜に結果が発表されることが多いことから、本日協議に関する何かしらの結果が出てこないか注目しています。
昨日も、離脱協議に関する発言でポンドは大きく下落するなど、ボラティリティが高くなっているだけに、関連する発言には要注意です。
2)ISM非製造業景況指数
本日はサービス業などの景況感を指数化したISM非製造業景況指数が発表されます。
景気の転換点では、先読みの指数として注目されています。
先日のマークイット製造業・サービス業・総合PMIの発表では予想値と結果に大きな乖離が出たことで、ドル買いが大きく進みました。
米国ではマークイット以上に注目度の高いISMの発表です。
予想と結果の乖離が大きい場合、大きく値が動く可能性が高いので要注目です。
3)OPECプラス会合
原油価格が40ドルを超えて上昇してきていることで、一部産油国から協調減産について消極的な態度が出てきて減産協議が難航しています。
本来は1日に協議するはずでしたが、協議が難航していることで3日に延期されました。
本日の減産協議で、減産緩和となると原油価格は再度下落する可能性があります。
協議の結果と原油価格、原油価格と相関の高いカナダドルの動きに要注目です。
◎本日のイベントスケジュール
12月3日(木曜日)
OPECプラス会合
国連特別会合(新型コロナに対する協議)
10:45 CNY 財新サービス業PMI
16:00 TRY トルコCPI(消費者物価指数)
17:45 EUR イタリア総合・サービス業PMI(改定値)
17:50 EUR フランス総合・サービス業PMI(改定値)
17:55 EUR ドイツ総合・サービス業PMI(改定値)
18:00 EUR ユーロ圏総合・サービス業PMI(改定値)
18:30 GBP 英総合・サービス業PMI(改定値)
19:00 EUR ユーロ圏小売売上高
22:30 USD 米新規失業保険申請件数
23:45 USD 米総合・サービス業PMI(改定値)
12月4日(金曜日)
00:00 USD ISM非製造業景況指数
09:30 AUD 豪小売売上高
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