2018年8月28日
2018年8月28日の注目イベントと見通し!
記事を書いた人:岡ちゃんマン
◎本日の注目イベント
8/28(火曜日)
15:45 EUR フランス消費者信頼感指数
16:30 SEK スウェーデン小売売上高
20:00 EUR プラートECB専務理事発言
23:00 USD 消費者信頼感
8/29(水曜日)
02:00 USD 5年債入札
◎本日の注目点
本日の経済指標よりも、その他要因に注目です。
1)日米株価
昨日の米株価は大きく上昇しました。 日本株価がどこまで上昇できるか!? またドル安が進む中、円安がどこまで進むか!?(円が持ちこたえることが出来るか!?) 注目です。 ドル安については以下を参照ください。
2)英国休場明けとユーロ高
昨日は英国・ロンドン市場は休場でした。欧州市場はドイツの強い経済指標の結果で株価上昇。 ユーロも大きく上昇しました。 本日はロンドン市場が休場明けです。 ユーロ高・欧州株高にどう反応するか!? 注目です。 ユーロ高については以下を参照ください。
3)カナダ・メキシコ・米国のNAFTA再交渉
昨日メキシコと米国間で通商協議で合意と発表されました。 ただ、個人的には温度差を感じています。 発表は米国側からの発表(トランプ大統領)で、NAFTAではなく2国間通商協議だとの発言。 メキシコ側はカナダとの3か国通商協議、NAFTAの交渉だと考えているのではないかと思います。 今日カナダは米国と交渉をすると見られ注目です。 カナダについては以下を参照ください。
4)その他
昨日トルコが大型連休(犠牲祭)明けで、トルコリラが急落しました。 急落の半分は戻したとはいえ、まだまだ下落の可能性が高いままです。 いつ急落してもおかしくないので要注意。 トルコの下落はユーロや、リスクオフで円やフランに影響します。 トルコの動向に注目したいと思います。
また、オーストラリア新政権は、与党の支持率が下落しているとの情報もあります。 政治問題の悪化でAUDの下落には注意したいと思います。
中国と米国の関係悪化で関税問題がクローズアップされています。両国とも160億ドル相当の関税を発動しましたが、米国は9月上旬にも追加関税2000億ドル相当を検討。 中国はWTOに提訴と関係悪化は進んでいます。 ヘッドラインと人民元の水準に注目したいと思います。
◎保有中のポジションと戦略
EUR/USDのShortポジションはドル安懸念から、損切りしました。 ただ、上記でも書いたようにEURのShort目線は変わりません。 再度ユーロの火種が大きくなったところでShortエントリーしたいと考えています。
CAD/JPYのLongは昨日のNAFTA報道でポジションを追加しています。 本日カナダとの合意となるようであれば、もう一段追加。 利上げ発言や確率が上昇してくるようであれば、もう一段追加とポジションを増やしていきたいと思います。
短期から中期であれば、EUR/JPYのLongも面白いと思いますが、自分の相場観とズレるので静観したいと思います。
◎昨日の記録室
各国の長期金利利回り
昨日の要人発言
コンテ伊首相
「イタリアは欧州連合(EU)の財政規則を守ることができない」
ポロズBOC(カナダ銀行)総裁(ジャクソンホール会議)
「将来のインフレリスクに対応するには、段階的で経済指標に基づ
「物価の上振れは一時的要因による」
菅義偉官房長官
「日本の携帯料金はOECDの2倍、他国より高い」
ルメール仏経済・財務相
「貿易戦争は避けられているが、まだ不確実さが残っている」
「フランスの2018年の成長率は1.7%を予測」
「2019年は持続的ペースの成長を予測」
トランプ米大統領
「メキシコと貿易について合意後はNAFTAの名称を削除する」
「カナダとはまだ始まっていない。まずはメキシコから」
カナダ当局
「フリーランド加外相は28日、NAFTA協議のためワシントン
トルドー加首相
「トランプ米大統領と本日、NAFTA交渉について電話会談を行
「会談は建設的。進展を歓迎」
「NAFTA交渉成功するよう望む」