5月11日∼12日の注目点

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2018年5月11日

5月11日∼12日の注目点

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

 

05月11日(金曜日)

21:30 CAD 雇用者数増減・失業率
22:00 CAD ウィルキンスBOC副総裁発言
22:15 EUR ドラギECB総裁発言
23:00 USD ミシガン大消費者信頼感指数

05月12日(土曜日)

01:30 USD ダドリー・ニューヨーク連銀総裁発言
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

昨日は、BOE政策金利発表「Super ThurseDay」は、ほぼ無風といってもいい内容でした。

MPCメンバー票7:2で据え置き、QE額据え置き、声明文・インフレーションレポートはややハト派!

発表後に多少ポンドは売られましたが、下値は限定的でした。

 


GBP/USD5分足チャート

 

ドル円に関しても、米CPI(消費者物価指数)の結果が弱かったことで、米金利・ドル円ともに下落!

ただ、こちらの下値も限定的で、すぐに戻してきました。

一時は、金利3%・ドル円110円を超える場面もありましたが、レンジ内に戻してしまいました。

今日は、動意に欠ける1日なので、週末のポジション調整の動きに注意しておきたいと思います。


USD/JPY時間足チャート

 

今日の最大の注目点は、カナダ雇用です。

カナダは、利上げ観測も残っており、指標結果次第によっては、利上げ確率も上がってきます

今日の雇用も注目度が高く、大きく動く指標の1つです。

 

また、現在原油価格が高止まりしていることも、カナダにとっては追い風ではないかと思います。

カナダドル/円は、大きなレンジの中間くらいに位置し、上のほうに入ってくると、BOCはカナダドル高懸念が出てきます。

なので、今日の雇用が良かった場合には、87円くらいまでは狙っていけるのではないかと、戦略を考えています。

 


CAD/JPY日足チャート

 

 


CAD/JPY時間足チャート

 

 

昨日からの要人発言

オアRBNZ総裁
「(金融政策は相当の期間は緩和的にとどめることは)この何年でも最も簡単な決定だった」
「決定は一致のものだった」
「利上げと利下げのどちらのドアも開いている」
「利下げのリスクは世界経済の低迷と、他国の金融の引き締め」
「利下げへの話し合いもあったが、利上げについても話し合いがあり綱渡りだ」

イタリア大統領府筋
「マッタレッラ・イタリア大統領は、極右政党の『同盟』とポピュリズム正党の『五つ星運動』の連立協議に時間的猶予を与える方針」

五つ星運動報道官
「同盟との連立協議は、まもなく決着する見通し」

メルケル独首相
「対立が激化しつつあるイスラエルとイランに対して自制を望む」
「欧州の外交政策の統合は重要であり、米国が欧州を防衛することは期待できない」

カーニーBOE総裁
「2月のガイダンスは、2月の経済見通しに沿った経済状態を前提にしている」
「英国経済は、利上げに対応した成長路線を辿っていない」
「問題は、現状の景気減速が一時的なものか、それとも永続的なものかということだ」
「ブレグジット(英国の欧州連合からの離脱)への警戒感が投資を躊躇させている」
「ブレグジットへの警戒感が、英国経済の足かせとなっている」
「金融政策委員会(MPC)の多数派は、景況感の改善を見極めたいとしている」
「経済のモーメンタムはいずれ力強さを増す見込み」
「緩やかなペースの利上げが必要だろう」
「英景気は第1四半期の落ち込みから回復する」
「年末までに利上げする可能性はある」

格付け会社フィッチ
米国によるイラン制裁は石油供給のバランスに影響を及ぼすだろう

トランプ米大統領
「6/12シンガポールで金正恩氏に会う」

石油輸出国機構(OPEC)当局筋
「供給の増加を急がず」
「イランの輸出減少にはまだ時間が掛かりそう」

北朝鮮当局筋
「予告なしにミサイル実験を行わないこと確約」

フリーランド加外相
「我々は明らかに北米自由貿易協定(NAFTA)の最終合意に近づいている」

 

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