5月14日~15日の注目点

TOP > 注目点とイベントスケジュール > 5月14日~15日の注目点

2018年5月14日

5月14日~15日の注目点

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

 

05月14日(月曜日)

15:30 EUR ビルロワドガロー仏中銀総裁発言
15:45 USD メスター・クリーブランド連銀総裁発言
19:00 EUR メルシュECB理事発言
20:45 EUR プラートECB理事発言
22:40 USD ブラート・セントルイス連銀総裁発言

05月15日(火曜日)

08:10 AUD デベルRBA総裁補佐発言
10:30 AUD RBA金融政策決定会合議事録(5月1日分)
10:40 AUD デベルRBA総裁補佐発言

 

本日は重要指標はありません。

ただ、要人発言は多数予定されています。

メスター・クリーブランド連銀総裁はFOMCで投票権を持っているので注目はしていますが、ドルに対しては要人発言よりも長期金利と株価のほうが注目度は上がっていると思います。

なので、ドル円は先週のレンジ(110.00~108.80)のなかに収まるのではないかと思っています。

レンジの中でも、109.40を境に上は売り場を、109.40を境に下は買い場を探すイメージで行きたいと思います。

 


USD/JPY時間足チャート

 

 

また、今日はECB理事の発言も予定されています。

ユーロは下落が続いていますが、テクニカル的には昨年からの上昇の調整のようにも見えます。 もし調整であるならば、そろそろ下げ止まるかもしれませんが、ファンダメンタル的には、もう一段の下落もあるかもしれないと思っています。

 

もう一段の下落の注目点は、イタリアの連立政権問題とイラン核合意、あとはユーロ圏の経済指標の弱さです。

この点について、どのような発言が出るか注目です。

 

 


EUR/USD日足チャート

 

 


EUR/USD日足チャート

 

 

週末の要人発言

ブロードベントBOE(イングランド銀行)副総裁
「2018年前半の弱い経済指標は、雪などの要因による一時的な現象」
「昨日の金融政策の据え置き判断は、素直なものだった」

ザリーフ・イラン外相
「イスラエルによるシリア攻撃は不当であり、シリアは自己防衛する権利がある」
「国際社会の沈黙は、イスラエルのシリア攻撃を激化させる可能性」

トルコ大統領・主席経済顧問
「トルコ中央銀行は、金融政策上必要なことを行っており、今後打ち出す措置は懸念する必要はない」
「為替レートは、金融政策の一つの要素だが、為替レートだけを見て金融政策を決定するわけではない」

イタリア「五つ星運動」幹部
「イタリアの新首相は、五つ星運動や同盟に属さない無所属の人物が就任する可能性」

野田総務相
「日銀は、マイナス金利のような異次元の金融緩和政策を長く続けてはいけない」

オアRBNZ(NZ準備銀行)総裁
「ニュージーランド準備銀行の声明発表後のNZドルの下落は、通商国家にとっては良いこと」
「市場は、金利が相当な期間にわたり低水準で推移するとの中銀のメッセージに耳を傾けたもよう」

ディマイオ伊五つ星運動党首
「イタリアの新政権は、欧州の脅威にはならない」

ブラード米セントルイス連銀総裁
「経済は労働市場の成長の鈍さに直面」
「戦略的な移民政策は経済の支援になる」

ドラギECB総裁
「人々はユーロに安定と確たる成功を期待している」
「国家的なレベルでの構造改革が依然として最優勢事項」

ロシア
「米国のイラン核合意離脱に関してIAEA(国際原子力機関)高官と協議へ)

トランプ米大統領
「大手自動車メーカー幹部に米国での数百万台の生産増加を要請」
「NAFTA(北米自由貿易協定での交渉)で何が起こるか注目を」
「自動車メーカーに米雇用への投資強化を要請」

ツアブリュックSNB(スイス国立銀行)副総裁
「依然としてスイスフラン(CHF)は高く評価されている」
SNBがマイナス金利政策や為替介入といった手段を放棄する理由はない」

ポンペオ米国務長官
「3名の拘留者の解放が米朝首脳会談成功の状況を整えた」

 

 

 

 

RECOMMEND