2018年5月16日
5月16日~17日の注目点
記事を書いた人:岡ちゃんマン
05月16日(水曜日)
18:00 EUR 欧州CPI
21:00 EUR ドラギECB総裁発言
21:30 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁
21:30 EUR クーレECB理事発言
23:30 EUR プラートECB理事発言
23:30 USD 原油在庫量
05月17日(木曜日)
EU首脳会議
01:00 CHF ジョーダンSNB総裁発言
01:15 CAD シェンブリBOC副総裁発言
06:30 USD ブラート・セントルイス連銀総裁発言
07:45 NZD 生産者物価指数
10:30 AUD 雇用者数増減・失業率
昨日は、米長期金利が上昇して、日米金利差が拡大!
ドル円もつられるように110.00を突破!
米国指標、小売売上高の結果が予想よりも弱かったにもかかわらず、金利は上昇しました。
ただ、株価は金利の上昇に嫌気がして下落。
明け方に、「一部報道によると、北朝鮮が16日に予定されていた韓国との協議をキャンセルした」と伝えられると30pipsほど下落しました。
ただ、株価の下落も、北朝鮮のニュースも、ドル円の下落は限定的でした。
ドル高も進行しましたが、ユーロの下落も進んでいます。
ドイツのGDPが予想よりも弱かったことなどが影響していると思われます。
今日は、欧州CPIが発表されます。
変動率はそこまで大きくありませんが、ユーロ圏の成長率を見る一つの指標なので注目しておきたいと思います。
もう一段のユーロ安、1.1800割れとなってくると、ユーロ売りがドル買いに追い風になるのではないかと考えています。
また、トルコリラですが、リラ安が止まりません!
エルドアン・トルコ大統領 は、
「自身が金融政策により責任を担うだろう」
「より低い金利がインフレ率の鈍化をもたらすだろう」
「中銀は選挙後に大統領のシグナルを無視できない」
と発言、中央銀行に介入することを宣言。
さらに利下げ圧力をかけていくようです。
昨日からの要人発言
デベルRBA総裁補佐
「今後ある時点で金利は上昇する可能性の方が高い」
「失業率は緩やかに低下すると予想」
「政策金利の短期調整に強い根拠ない」
ブランスタッド駐中国大使
「米国と中国の通商問題には、依然として大きな隔たりがある」
韓国統一省
「北朝鮮と、5月16日に南北高官級会合の開催で合意した」
ハガティ駐日米国大使
「日米通商協議、新たな枠組みの下で急速に進む」
「TPP11を巡る日本の努力は、
「トランプ米大統領は、
エルドアン・トルコ大統領
「自身が金融政策により責任を担うだろう」
「より低い金利がインフレ率の鈍化をもたらすだろう」
「中銀は選挙後に大統領のシグナルを無視できない」
黒田日銀総裁
「物価2%達成時期の削除、
「長期金利目標、当面は動かすこと考えられず」
独ZEW研究所
「米国のイラン核合意離脱、対米貿易摩擦エスカレートの恐れ、
カプラン米ダラス連銀総裁
「2018年の米成長は2.5-2.75%、2020年には1.
「FOMCにとって適切なのは中立に向けた行動」
「インフレは2%達成へ」
「現状のFFレート中立水準は2.5-3.0%」
「今年中に後3回から4回の利上げが適切」
「利上げは緩やかに実施すべき」
グアハルド・メキシコ経済相
「NAFTA交渉、17日までに合意するとは考えていない」
クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
「貿易摩擦の解決へ中国と合意を望んでいる」
ボウマンFRB理事候補
「FRBは大統領から独立した存在であるべき」
クラリダ次期FRB副議長候補
「FRBの金融政策に同意する」
「株式市場の動きは、FRBの中心政策ではない」
ディマイオ伊五つ星運動党首
「極右・同盟との連立交渉がほぼ完了」
ウイリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁
「2018年は3-4回の利上げが適当」
「最近のインフレ動向はとても力強い」
「堅調な経済成長も、中立金利は上昇していない」
米国務省
「米朝会談の準備は計画通り進める」
ブレイナードFRB理事
「デジタル通貨には深刻な課題があり、米連邦準備理事会(FRB)による発行は強い必要性は見当たらない」
茂木再生相
「(GDP鈍化も)景気は緩やかに回復との認識は変わっていない」
「消費や設備投資など民需中心の景気回復を見込んでいる」
「海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意が必要」
「海外経済の回復が続くなか、政策効果もあり雇用・所得環境の改善が続いている」
ブロードベントBOE副総裁
「金融政策の道筋に関して、金融市場に対して手取り足取りして伝えることはしない」
「フォワードガイダンスに対する金融業界の不満に対応する時間はない」
韓国統一省報道官
「北朝鮮の南北会談中止は遺憾であり、板門店宣言にそぐわない」
北朝鮮高官
「リビア方式の非核化は拒否する」
「米政府が核プログラム放棄を主張するならば、米国との首脳会談を再考する必要」