5月21日~22日の注目点

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2018年5月21日

5月21日~22日の注目点

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

05月21日(月曜日)

トロント市場休場
チューリッヒ市場休場
G20外相会合

16:00 EUR ノボトニー・オーストリア中銀総裁発言

05月22日(火曜日)

香港市場休場
米韓首脳会談

01:15 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言
03:05 USD ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言
06:30 USD カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁発言

 

本日は、重要指標がありませんが、要人発言が多数予定されています。

注目は、ノボトニー・オーストリア中銀総裁です。どちらかというとタカ派のノボトニー・オーストリア中銀総裁が、最近はタカ派の中でも、ハト派寄りの発言が出てきています。

ユーロ売りが続く中で、タカ派要人のハト発言は売り材料の一つとなり、ユーロ売りが加速する可能性があります。要注意です。

 

また、ボスティック・アトランタ連銀総裁はFOMCで投票権を持っています。年内利上げが3回か!?4回か!?注目されています。投票権を持つ要人の発言から、年内利上げ回数についての発言が出ないか要注目です。

 

その他では、米金利と株価に注意しておきたいと思います。

米10年債利回りは、完全に3%台に乗せたのではないかと思います。

このまま、3%をキープしながら株価が上昇してくれば、ドル円も111円台をキープ、114円を目指していけるのではないかと思います。

 

 


米10年債利回りチャート

 

 


USD/JPY日足チャート

 

 

 


USD/JPY時間足チャート

 

 

週末からの要人発言

トランプ米大統領
「米中は知的財産権保護を強化すべき」
「米中は市場アクセスの協力や農業での協力を拡大すべき」

ホワイトハウス高官
「米中通商協議は金曜日も継続する」
「中国代表団に対して、トランプ米大統領の公正な貿易関係の構築、という目標を伝えた」

ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表
「北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉は、合意から程遠い状況」
「知的財産権、農業市場へのアクセスなど、多くの分野で溝がある」

アルトマイヤー独財務相兼首相府長官
「米国が米国第一、自国利益を前面に押し出してくるのなら、彼らは欧州の人々も同じことをすると思ったほうがよい」

メスター米クリーブランド連銀総裁
金融危機後に実施した金融システムの回復力強化につながった措置の緩和は誤り」
「金融の安定化のためには、金利を利用する金融政策の選択肢を確保しておく必要がある」

中国外務省
「中国が対米貿易黒字の2000億ドル削減を提案との報道、正確ではない」
「米中通商協議、依然として継続中」

伊ポピュリスト2政党「五つ星運動」「同盟」
「連立協定に最終合意」

クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
「中国との交渉は上手くいっている」
「もし交渉が物別れに終わった場合、大統領は中国に対して厳しい行動を取るだろう」

ムニューシン米財務長官
「米中貿易戦争は、いったん保留にする」

ルメール仏経済・財務相
「米国のイラン制裁による欧州企業への打撃に対して、欧州連合(EU)が補償できないか検討している」

米国務省当局者
「欧州連合(EU)に対して、イラン核合意を巡る対応で、共通の利益を活かして前進することを期待する」

日本4月貿易収支 
6260億円の黒字、予想 4056億円の黒字

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