2018年5月31日
5月31日∼6月01日の注目点
記事を書いた人:岡ちゃんマン
05月31日(木曜日)
G7財務相・中央銀行総裁会議(カナダウィスラー)
16:00 CHF ツアブリュックSNB副総裁発言
18:00 EUR 欧州CPI(消費者物価指数)
19:00 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言
21:30 USD PCEデフレーター
21:30 CAD カナダGDP
06月01日(金曜日)
G7財務相・中央銀行総裁会議(カナダウィスラー)
00:00 USD 原油在庫量
01:30 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言
02:00 USD ブレイナードFRB理事発言
08:30 AUD 製造業PMI
10:45 CNY 財新製造業PMI
本日からG7財務相・中央銀行総裁会議があります。
声明文や記者会見は予定されていませんが、要人が多数集まる場なので、どんな発言が出るかわかりません。
急な要人発言には、要注意です。
昨日もイタリア発の発言や報道、国債の入札等でユーロは急上昇、、、ただ反発・調整の可能性もあります。
イタリア10年債利回りも、いったん反落しています。
欧州には、まだまだ火種は残っています。
スペインの不信任案が6月1日に、イタリア再選挙が7月にと予定されています。
最近の欧州指標の弱さも気になります。今日は欧州CPIの発表もあります。
また、昨日はカナダ政策金利が発表されました。
結果は予想通り据え置きでしたが、声明文が想定以上にタカ派だったことから、カナダドルは買われました。
カナダ中銀(BOC)声明
「インフレが目標に近付き、利上げが正当化される公算」
「インフレ率は短期的には上昇が強まる可能性」
「消費は今年の成長に大きく寄与」
「輸出は予想以上の伸び」
「次のアプローチは指標次第」
(※緩和的な金融政策が必要との文言を削除)
ただ、声明文の中のインフレ率の上昇や輸出の伸びは原油高の影響ではないかと思います。
先週からの原油価格の下落が、来月以降にどう影響するのか注目です。
ドル円は、昨日のADP雇用統計やGDP改定値の発表を受けても、動きは限定的でした。
米金利も2.7%台から2.8%台後半まで回復してきました。
3.0%台を回復できるか⁉それともまた2.7%台に突入するのか⁉
米長期金利には要注意です!
本日はPCEデフレーター、深夜の要人発言には注目しておきたいと思います。
昨日からの要人発言
黒田日銀総裁
「経済改善にも関わらず、物価・賃金は鈍い状態が続いている」
「フィンテックは、
「ここ数年の政治情勢の影響でボラティリティが拡大している」
「
「物価・賃金ダイナミクスの変化の背景解明は喫緊の課題」
「インフレ期待の形成における適応的な要素の存在が、
オアRBNZ(NZ準備銀行)総裁
「信用の拡大が鈍化したのは好ましいが、
RBNZ金融安定化報告
「家計の負債は依然として高水準」
「銀行システムは規則に沿った潤沢な資本と流動性を備えている」
「過去12カ月の貸出、
「住宅市況、酪農関連、
菅官房長官
「
サンダース米大統領報道官
「日米首脳会談が6月7日にホワイトハウスで開催される」
ショルツ独財務相
「ユーロ圏は、イタリアの政局混迷にも関わらず、
マッタレッラ伊大統領
「真夏の再選挙の実施は避けたい」
国際通貨基金(IMF)
「2018年の中国の経済成長は6.6%と予測」
「2023年まで断続的に緩やかに約5.5%の成長を予測」
安倍首相
「米国の自動車輸出制限は受け入れられない」
「貿易体制は世界貿易機関(WTO)
中国外務省
「中国は貿易戦争を望んでいないが、怖れてもいない」
サルヴィーニ伊「同盟」党首
「新たな選挙は出来るだけ早く行いたい」
ロス米商務長官
「世界貿易機関(WTO)は時代遅れ」
「WTOで問題を解決する長さは冗談のようだ」
独経済省スポークスマン
「米国の関税はおそらく6月1日から発効されるだろう」
湾岸諸国関係筋
「産油国は2018年末まで、そしてそれ以降も協力を継続」
「OPEC(石油輸出国機構)・
「生産調整の変更は緩やかに実施され、変更する量・
ナバロ米国家通商会議(NTC)委員長
「ムニューシン財務長官の中国との貿易戦争保留発言は遺憾」
「米中間に存在するものが貿易摩擦であることは明白」
米ホワイトハウス
「6月12日の米朝首脳会談開催を期待」
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
「経済活動は緩慢から緩やかなペースで拡大」
「大半の地区で賃金の伸びがなお緩慢」
「貿易をめぐる不確実性に懸念」
「製造業の活動が加速」
中国商務省
「米国との通商摩擦が悪化することは望まない」
「中国の投資に対する米側の措置、
安倍首相
「長年の悲願であるデフレ脱却へ正念場」
茂木経済財政相
「日米FFRは、けっして簡単な協議ではないが、