2018年7月20日
7月20日~週末の注目点
記事を書いた人:岡ちゃんマン
7/20(金曜日)
21:00 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言
21:30 CAD CPI(消費者物価指数)・小売売上高
7/21(土曜日)
G20財務相・中央銀行総裁会議
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
7/22(日曜日)
G20財務相・中央銀行総裁会議
本日の注目点はカナダCPI(消費者物価指数)です!
追加利上げに関わる重要な指標なので、大きく動く可能性が高いです。
、、、と、本当は言いたかったのですが、昨日のトランプ大統領の発言から市場が騒がしくなっています。
トランプ大統領はドル高牽制やFRBの利上げ批判などを発言。
ドル円は、113円から112円まで急落、、、
ただ、ホワイトハウスは火消し発言!
市場もFRBは大統領の影響(圧力)は受けないと、反発しているところでした。
落ち着いたかと思っていましたが、中国は大きく元安を発表。
米ドル/中国元 時間足チャート
米ドル/中国元 5分足チャート
中国市場オープンと同時に香港株価急落、、、
元安からドル高、、、
ダウ先物急落、、、
日経先物急落、、、
ドル円急落、、、
中国・香港株価急落の影響はオセアニア通貨にも影響!
オージードル急落、、、
ニュージードル急落、、、
トランプ大統領の貿易戦争、関税はドル高を誘発しました。
自分で自分の首を絞める結果になったのに、FRBの利上げ批判や中国をはじめ通貨安誘導批判!
これに、中国は大幅な元安で回答したのではないかと思います。
なので、本日の注目点は経済指標よりも、中国要人発言や米国要人発言、通貨安・報復関税発言に注目したいと思います。
また、週末にはG20財務相・中央銀行総裁会議が予定されています。
今週末は荒れそうな気がするので、ポジション調整はしっかりとしておきたいと思います。
本日は20日で、五十日要因もあるのでクローズ前やFIXには注意したいと思います。
ポジションは変わらず、
EUR/TRYのShort、EUR/USDのShort、CAD/CHFのLongを持っています。
特にEUR/USDのShortは注意して見ています。
昨日からの要人発言
中国外務省
「米国との貿易論争でどちらが正しく、どちらが間違っているかは
「貿易戦争は望んでいないが、怖れてもいない」
「米国の急変は認識している」
南アフリカ準備銀行(SARB)
「2018年GDP見通しを1.7%から1.2%に下方修正」
「2019年GDP見通しを1.7%から1.9%に上方修正」
「2018年CPI予測を4.9%から4.8%に下方修正」
「2019年CPI予測は5.6%、20年は5.4%」
クガニャゴ南アフリカ準備銀行(SARB)総裁
「MPCのスタンスは緩和的」
トランプ米大統領
「FRB議長は良い男だが、金利上昇はうれしくない」
「ドル高は我々に不利益を与える」
「中国の通貨が岩のように落ちている」
「FRBの利上げは、ECBや日銀が緩和的な金融政策を維持する
米ホワイトハウス
「トランプ米大統領はFRBの独立性を尊重」
「トランプ米大統領はFRBの決定に干渉しない」
茂木経済財政相
「日米通商協議では、国益に反した行為は絶対に行わない」
「自由貿易の重要性や多角貿易体制の意義を訴える」