2018年8月6日
8月06日の注目イベントと見通し!
記事を書いた人:岡ちゃんマン
8/6(月曜日)
特に重要な指標なし
8/7(火曜日)
13:30 AUD 政策金利・声明文発表
16:30 SEK スウェーデン鉱工業生産
23:00 CAD Ivey購買部協会指数
今日の注目点
今日は重要指標はありません。
今日は指標以外の要人発言や、長期金利のほうが注意が必要です。
先週末から米中貿易戦争が悪化してきています。
中国では、600億ドルの報復関税の計画報道が出てきています。
関税では輸入額の少ない中国が不利です。
なので中国は、元安で対応してくる可能性が高いです。
中国、米国の貿易・関税に関する発言には要注意です。
USD/CNH 日足チャート
他にはトルコ、エルドアン大統領とトランプ大統領の関係悪化が気になります。
トルコリラは、売りが止まりません。
先週USD/TRYは、節目の”5.000”を超えました。
このまま関係が悪化していくのか、関係修復に向かうのか注目です。
USD/TRY 日足チャート
政治関連では、英国・イタリア・スペインの政治不安が出てきています。
特にイタリアは政治不安から長期金利が上昇。
ドイツとイタリアの長期金利の差が拡大、ユーロ売りにつながっています。
ドイツ10年債利回りチャート
イタリア10年債利回りチャート
ユーロの下落は注目の節目に向かっている。
先週末の段階で、三角持ち合いを下抜けしています。
このまま”1.1500”でサポートされるか、下抜けするのか注目しています。
EUR/USD 時間足チャート
EUR/USD 日足チャート
最後に長期金利で気を付けたいのが、日銀の「指値オペ」です。
先週の金融政策決定会合で、イールドカーブ・コントロールの柔軟性を発表しました。
それまでは10年債利回りを、”0.1%”付近で指値オペが入っていましたが、今朝の段階で日10年債利回りは”0.1%”を超えています。
本日、指値オペが出るかどうか注目です。
※指値オペは「10:10」と「14:00」が注意時間です。
日10年債利回りチャート
現在保有中のポジション
CAD/CHFのLongは目標値”0.7700”~”0.7800”
EUR/USDのShortは目標値”1.1500”に設定していますが、抜ければついていきたいと思います。
週末からの要人発言
茂木経済再生相
「日米FFRで一方的な譲歩や国益に反する合意はしない」
「いくつかのアイデアをもってFFR臨みたい」
麻生太郎副総理兼財務・金融相
「(日銀政策の修正について)緩和の持続性が強化されたと理解」
カーニーBOE総裁
「金利が今後数年で1.5%へ上昇するという市場予想は悪い経験
「一部のブレグジットのシナリオは利下げを必要とする可能性」
「ブレグジット失敗の可能性は不快なほど高い」
アルバイラク・トルコ財務相
「本日のポンペオ米国務長官とトルコ外相との会談は建設的であり
「持続的で健全な経済成長は両立可能」
「インフレ率や金利は今後低下する見通し」
「トルコは成長、物価、財政規律で妥協はしない」
クドロー国家経済会議(NEC)委員長
「本日の米雇用統計は非常に強い結果だった」
「中国は貿易に関してトランプ米大統領を過小評価しないほうがい
「中国の経済や通貨は弱い」
「カナダはNAFTA再交渉に参加するだろう」
「メキシコに関してポジティブな情報が入ってくるだろう」
エルドアン・トルコ大統領
「外国通貨をトルコリラに換金するよう市民に呼び掛ける」
中国商務省
「米国の液化天然ガスに対して25%の関税を検討」
米ホワイトハウス
「トランプ政権は中国とさらなる協議を行う余地がある」
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