2018年8月7日
8月07日の注目点と見通し!
記事を書いた人:岡ちゃんマン
8/7(火曜日)
13:30 AUD 政策金利・声明文発表
16:30 SEK スウェーデン鉱工業生産
23:00 CAD Ivey購買部協会指数
8/8(水曜日)
時間未定 中国貿易収支
03:00 USD 3年債入札
08:50 JPY 日銀 主な意見公表(7/30・31日分)
10:30 AUD 住宅ローン
12:00 NZD 予想インフレ率
12:05 AUD ロウRBA総裁発言
本日の注目点
オーストラリア金融政策・声明文発表が注目です!
経済的に結びつきの強い中国の、米中貿易戦争による上海株価の下落による影響。
オーストラリアの住宅価格の高騰とローン比率(ローン残高)の上昇。
前回発表の四半期CPI(消費者物価指数)の伸び率は限定的だったことから、今回は金融政策は変更なしがコンセンサスとなっています。
注目したいのは声明文。
前回の声明文では「景況感は明るい」としつつも
今回の声明文で、どのように表現が変更されるかと、次回利上げ時期についての見通しが注目点です!
昨日の振り返り
Brexit交渉の見通しが悪く、白紙離脱(ハードブレグジット)の確立が60%と伝わると、ポンドが下落!
GBP/USDの”1.3000”の節目を割り込んだことで、ストップを巻き込み大きく下落。
約1年ぶりの価格まで下落しています。
GBP/USD 時間足チャート
GBP/USD 日足チャート
欧州では、スペイン・イタリアの政治不安による長期金利の利回り上昇がユーロ売りにつながっています。
スペイン10年債利回りチャート
イタリア10年債利回りチャート
ドル高も追い風となり、EUR/USDは”1.5000”の節目を試しに行く状況です。
ただ、”1.5000”の壁は厚そうです。
抜けるか?
反発するか?
注目です!
EUR/USD 時間足チャート
EUR/USD 日足チャート
トルコは、リラ安が止まりません。
昨日トルコ中銀は、リザーブオプションを”45%”から”40%”に引き下げました。
ただ、マーケットは手詰まりと受け止め、リラ安は加速しました。
※リザーブオプションとは、一般銀行が中央銀行に預けておかなければいけない預金比率。これを下げたことで、市場に現金を供給するようなものです。
USD/TRY 時間足チャート
今日の戦略と保有ポジション
ユーロ売りは変わらず、現在保有中のEUR/USDのShortはホールドで、”1.5000”で決済するか、ポジション追加するか検討。
CAD/CHFのLongは順調に伸びてきているので、このままホールド。スワップも毎日入ってくるので、慌てて決済しなくてもOK。
RBA政策金利発表時に指標トレードと、声明文で上下に振れるようなら、上下にOCO注文戦略のテストトレードをしてみようと思います。
昨日の要人発言
ポンペオ米国務長官
「イラン制裁の一部再開を巡る詳細について6日に発表する見込み
野田聖子総務相
「(日銀の金融政策について)立ち止まる気配があることは健全」
「日銀の物価目標は無用」
英首相報道官
「首相は、不利な合意をするくらいなら合意なき離脱のほうが良い
「政府はあらゆる事態に備えている」
ホワイトハウス関係者
「100社以上がイランの市場から撤退することに同意している」
「トランプ米大統領はイランの指導者といつでも会う準備は出来て
「米国の政策はイランの政権交代ではなく、イランの行いを修正す
「継続される制裁はイラン経済に財政的な圧力を与える」
グアハルド・メキシコ経済相
「北米自由貿易協定(NAFTA)は、まだたくさん審議しなくて
「今週半ばにワシントンに戻る」
イランのロウハニ大統領
「米国が誠実ならイランは交渉する用意がある」
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