2023年8月2日
ADP雇用統計に注目! 「8月2日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日はRBA理事会で据え置きが発表されました。
事前予想では据え置きと利上げで予想が分かれており、利上げ予想が優勢だっただけに据え置きが発表された後は豪ドル売りが大きく進みました。
ISM製造業景況指数やJOLTS求人件数は市場予想を下回る結果でドル売りで反応しましたが下値は限定的、その後は米金利の上昇とともにドル円は上昇し143.55円と7月10日以来の高値を付けています。
本日はADP雇用統計が発表されます。
昨日のJOLTS求人件数が市場予想を下回っているので、ADP雇用統計もやや下回る可能性があるのかなと注目しています。
目次
◎本日の注目点
1)経済指標
ADP雇用統計
米国のインフレ要因の1つに人手不足があるため、雇用統計に注目が集まっています。
週末のNFP雇用統計の前哨戦としてADP雇用統計の結果に注目です。
どの程度市場予想を上回る雇用者数が出てくるのか、それとも予想を下回る結果になるのか注目です。
2)円安・介入警戒
日銀金融政策決定会合で金利誘導目標の柔軟化が発表され、10年国債金利が1.0%まで容認されるのかと思っていましたが、月曜・火曜と2日連続で国債買い入れが通告されています。
このことで日銀は大規模緩和を継続するとの認識となっており円売りが進んでいます。
ドル円は143円台ミドルまで上昇しており円買い介入が気にされる水準まで来ています。
このまま円安が進んでいくのか、145円が近付いてきた時に口先介入が出てこないか注目です。
◎本日のイベントスケジュール
8月2日(水曜日)
10:30 JPY 内田真一日銀副総裁発言
21:45 USD ADP雇用統計
23:30 USD 原油在庫量
8月3日(木曜日)
10:45 CNY 財伸サービス業PMI