ECB理事会・CPI(消費者物価指数)を控えて様子見ムード? 「3月9日の注目点とイベントスケジュール」

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2022年3月9日

ECB理事会・CPI(消費者物価指数)を控えて様子見ムード? 「3月9日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日はウクライナがNATO加盟を主張しないとの報道から、ロシアが侵攻をやめるのではないか?

欧州が共同債を検討との報道から、エネルギー価格の上昇によるスタグフレーションに対応するのではないかとの観測から、ユーロは大きく反発上昇しています。

 

大きく売られているユーロはヘッドラインで大きく反発しましたが、観測報道だけに否定報道が出てくるとまた大きく売られる可能性があります。

本日もウクライナ情勢に関するヘッドラインで大きく動く展開に注目しています。

目次

◎本日の注目点

 

1)ウクライナ情勢

 

昨日は、ウクライナがNATO加盟を主張しないとの報道から、ロシアはウクライナ侵攻をやめるのではないかとの思惑からユーロが上昇。

また、ユーロの共同債観測もユーロ買いにつながっています。

 

本日もウクライナ情勢に関する報道で大きく動く展開を予想しています。

また、何事もなければ、明日開催が予想されているトルコ・ウクライナ・ロシア外相会談を控えて様子見姿勢、ECB理事会や米CPI(消費者信頼感指数)の発表を控えて様子見ムードになるのではないかと注目しています。

 

 

ユーロ売り要因

・原油や天然ガスなどエネルギー価格の上昇

・停戦協議の破棄

・ロシアの新たな侵攻、核施設侵攻(戦略核の使用)など

・ロシアへの新たな経済制裁発表

 

ユーロ買い要因

・エネルギー価格の下落

・停戦協議の進展

・通常の侵攻で終わりの見通しが見えてくる

・ロシアへの制裁の限界が見える

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

3月9日(水曜日)

 

08:30 AUD 豪Westpac消費者信頼感指数

08:50 JPY 日本10~12月期GDP(改定値)

10:30 CNY 中国CPI(消費者物価指数)

 

 

3月10日(木曜日)

 

EU首脳会議

 

00:30 USD 原油在庫量

03:00 USD 米10年債入札

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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