2021年7月8日
ECB金融政策の戦略見通し公表でタカ派に転じるのか? 「7月8日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は重要イベントが少なく、注目されていたFOMC議事要旨も反応は限定的、方向感のない1日となりました。
そんな中でOPECプラス閣僚級会合が決裂したことで原油価格のボラティリティが高くなっていて、産油国通貨や資源国通貨のボラティリティも高くなっています。
原油価格は一時3%下落する場面もあり、資源国通貨は大きく下落する場面がありました。
本日は急遽予定が発表されたECB金融政策の戦略見通し公表に注目が集まるのではないかと思います。
ユーロの動きが注目されるのではないかと思います。
目次
◎本日の注目点
1)ECB金融政策の戦略見通し公表
昨日、一
また、欧州委員会はユーロ圏の経済成長率を上方修正しています。
ECBは本日の20時に、金融政策の戦略見通しを公表するとしています。
昨日の一部通信社の報道や、急遽予定されたECBの金融政策の戦略見通しの公表などを考えると、ハト派姿勢からタカ派姿勢に転換するのではないかと期待してしまいます。
主要各国がタカ派に転じ始めている状況で、ECBがどこまでタカ派に転じることが出来るのか、それともハト派姿勢を継続する結果になるのか注目が集まります。
注目度も高くなっていることから、どのような結果が出てきてもボラティリティは高くなるのではないかと注意しています。
2)原油価格
OPECプラス閣僚級会合で協調減産の話し合いが決裂したことで、原油価格に懸念が出てきています。
昨日も原油価格が一時3%下落する場面もあり、産油国通貨や資源国通貨が大きく下落する場面がありました。
原油価格の下落はリスクオフにも繋がり、円高に振れる場面も出てきています。
本日も原油価格に注目が集まり、原油在庫量にも注目が集まっています。
◎本日のイベントスケジュール
7月8日(木曜日)
11:30 AUD ロウRBA総裁発言
20:00 MXN メキシコCPI(消費者物価指数)
20:00 EUR ECB金融政策の戦略見通し公表
21:30 EUR ラガルドECB総裁記者会見
21:30 USD 米新規失業保険申請件数
7月9日(金曜日)
00:00 USD 原油在庫量
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