2020年6月9日
FOMCを控えて様子見! 「6月9日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
週末にOPECプラスで大規模減産の延長合意を好感し原油価格は一時40ドル台にのせ、カナダドルをはじめ資源国通貨上昇の追い風となりました。
コロナ自粛でオンライン会議やオンライン飲み会などで使われる期会の多くなったZoomなど、IT関連企業が多いナスダックは最高値を更新。
米株市場はコロナ前の水準まで戻しつつあります。
これだけ株価の上昇が連日続くと、飛びつくと高値掴みになるのではないかと手が出しづらい状況です。
目次
◎本日の注目点
1)様子見姿勢
昨日はFOMCでYCC(イールドカーブ・コントロール)が導入されるのではないかとの思惑から、米金利が低下、ドル円の上値を押さえました。
ユーロは先週の上昇分の利益確定なのか、追加緩和による経済下支え期待の剥落なのか、ユーロは下落しています。
FOMCを控えて重要指標も少ないことから、本日は方向感を模索する動きになる可能性が高い。
2)株価と金利
昨日のドル円の下落要因の一つに、米金利の低下が挙げられています。
リスクオン相場を計る一つの指針として米金利に注目。
また、株価が堅調なこともリスク要因となっていることから、株価指数に注目。
特に日米株価指数は連日の上昇、ナスダックは最高値更新が続いています。
重要指標やイベントが少ないだけに、全体の相場観・リスクオン相場・リスクオフ相場に注目してい置きたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
6月9日(火曜日)
OPEC総会
10:00 NZD NZ NBNZ企業信頼感
10:30 AUD 豪NAB企業信頼感指数
17:00 EUR レーン・フィンランド中銀総裁発言
18:00 EUR ユーロ圏GDP(1~3月期)(確定値)
20:00 MXN メキシコCPI(消費者物価指数)
23:00 USD JOLT求職
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