2018年12月19日
FOMCを起点にドル売り戦略! ~12月20日のドル売り戦略~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
◎ドル売り戦略
・FOMCで利上げが発表時はドル買いに反応
・落ち着いた後ドル売りエントリー
◎過去のFOMC時の動き
◎見通しと注目点
まず、ないとは思いますが、12月FOMCが据え置きという結果。 もし仮に据え置きとなった場合は、全力でドル売りしたいところです。
ただ、このような懸念が出てくるくらい、今回のFOMCは織り込み度が下がってきています。 それと同時に、注目度は上がってきています。
前回・前々回ともに、発表直後はドル買いに動きますが、記者会見が始まったところからドル売りに動いています。 特に今回は、ドル売りに動く可能性があります。 その注目点が「ドットチャート」と「中立金利」です。
利上げが実施されたとすれば、FF金利は2.5%になります。 ドットチャートから読み取れる将来の金利が下方修正されていないか!? 9月のFOMC発表時点では、2019年の金利予想は3.0%~3.25%となっていました。 利上げ回数にすると、2回~3回予想となります。 これが今回のドットチャートで下方修正されていないか注目されています。 もし仮に2.75%~3.0%になっているとすれば、2019年の利上げ回数は1回~2回の利上げとなります。 となれば、ドル売りに動くと思います。
また、今回のFOMCが注目される要因となったパウエルFRB議長の発言。 中立金利についてです。 記者会見で中立金利についてどのように発言するか!? 現在のFF金利が中立金利に対してどの位置にいるのか、中立金利に近づいているとすれば利上げ終了が近付いてきているとなります。 そうなればドル売りに動くと思います。
ドットチャートと中立金利については、以下にまとめています。 良ければ参考にお読みください。