2022年1月5日
FOMC議事要旨・ADP雇用統計でドル円高値更新なるか? 「1月5日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日注目していたOPECプラス閣僚級会合では、現状の計画通り日量40万バレルの増産目標を維持することで合意。
一部では増産目標の上乗せも噂されていたことから、増産目標の維持の発表により原油価格は上昇しています。
また、昨日はドル円が上昇し、昨年の高値115.60円を更新し116.30円付近まで上昇しています。
115.50円や115.60円には売りオプションが溜まっておりストップをつけ上昇、ファンドによる買い仕掛けとの噂もあります。
本日はFOMC議事要旨やADP雇用統計などが発表されるので、ドル円がさらに上昇する可能性があるのではないか?
注目しています。
目次
◎本日の注目点
1)ADP雇用統計・FOMC議事要旨
本日は米国で雇用統計とFOMC議事要旨が発表されます。
FRBの利上げ時期が注目される中で、雇用状況は大きく影響します。
予想40万人に対してどこまで上振れするのか注目しています。
また、FOMC議事要旨で雇用についてどのように触れているのか注目です。
ADP雇用統計とFOMC議事要旨の結果を受けて利上げ期待が高まれば、金利は上昇し、ドル買いが進む可能性があるので注目です。
ただ、昨日イッキにドル高円安が進んだので、本日の結果が予想を下回った場合は調整が入る可能性があるので注意しておきたいと思います。
2)円安
円安が大きく進み実効レートは低下しています。
2015年に黒田日銀総裁が円安に警告した水準にきています。
昨日イッキに円安が進んだこともあり、黒田日銀総裁から円安に警告が出てくる可能性には注意しておきたいと思います。
また、早朝に北朝鮮がミサイルを発射したとの報道もあり、リスクオフによる円高にも注意しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
1月5日(水曜日)
17:45 EUR イタリア総合・サービス業PMI(改定値)
17:50 EUR フランス総合・サービス業PMI(改定値)
17:55 EUR ドイツ総合・サービス業PMI(改定値)
18:00 EUR ユーロ圏総合・サービス業PMI(改定値)
22:15 USD ADP雇用統計(予想:40.0万人)
23:45 USD 米総合・サービス業PMI(改定値)
1月6日(木曜日)
00:30 USD 原油在庫量
04:00 USD FOMC議事要旨(12月15日分)
10:45 CNY 財新サービス業PMI
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