2021年7月29日
FOMC通過でマーケットの反応は? 「7月29日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日のFOMCは予想通り政策金利や資産購入額は据え置きでした。
注目されていた声明文は「進展」という文言が入り若干タカ派に受け止められましたが、その後の記者会見では今まで通りのハト派姿勢を強調し、米金利は低下しドル売りが優勢となりました。
ジャクソンホール・シンポジウムでの発言についても触れたことから、次はジャクソンホール・シンポジウムに注目が移ったと思われます。
本日はFOMCの結果をどのように消化していくのか、リスクオフは進むのか後退するのかがポイントとなりそうです。
目次
◎本日の注目点
1)米GDP
本日は米国でGDPが発表されます。
GDPはCPI(消費者物価指数)と同様に中央銀行の指針となっている指標です。
米国は昨日のFOMCでテーパリングはデータ次第と発言しているので、GDPは重要になってくると思われます。
本日発表されるGDPは4~6月期の速報値で、速報値は予想と結果がズレる可能性が高くなっています。
大きく乖離すればマーケットへの影響も大きくなるので要注意です。
2)リスクオフ
昨日は中国発のリスクオフが緩み始めています。
このままリスクオフムードが後退するのか、それとも昨日のゆるみは調整で再度リスクオフムードが進むのか注目です。
また、米議会ではインフラ投資法案の採決が進む可能性が報道されており、可撤された場合リスクオフ後退につながるのかにも注目したいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
7月29日(木曜日)
16:55 EUR ドイツ雇用・失業率
21:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)
21:30 USD 米GDP(4~6月期)(速報値)・新規失業保険申請件数
23:00 USD 米中古住宅販売保留
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