2019年6月10日
G20終了! マーケットの流れは変わるのか!? ~6月10日の注目点とイベントスケジュール~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
週末に、対メキシコ関税を無期限延期としたことで、週明けウェリントン市場はクロス円を中心に、大きく円安窓開けでスタートしています。
G20財務相・中央銀行総裁会議も、これといった内容もなく終了。 デジタル課税について、大枠で合意できたくらいが今回の成果ではないかと思います。
目次
◎本日の注目点
1)英保守党党首選スタート
本日より英国では、次期首相(与党保守党党首)を選ぶ、保守党党首選がスタートしています。 各候補の方針や、支持率などでポンドが動くのではないかと注目しています。 スケジュール等は以下の記事でまとめているので参照ください。
2)G20財務相・中央銀行総裁会議明け
G20が終了したことで、流れの転換点となるのか注目しています。 先週までは、地政学リスクでリスクオフの流れとなっていましたが、先週末金曜日には株価反発上昇。 また、対メキシコ関税についても、無期限延期となったことで、リスクオフの流れは後退しています。
ただ、地政学リスクがなくなったわけではなく、世界的保護主義の流れや米中貿易戦争、イラン・トルコなどの制裁など、まだまだ火種は残っています。
これからのマーケットが、さらなるリスクに目を向けるのか!? リスクは織り込んだとして進むのか!? 注目です。
これからの流れを見極めるため、株価・金利・FRBの利下げ確率・商品価格などに注目していきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
6月10日(月曜日)
英保守党党首選(候補者締め切り)
08:50 JPY GDP
11:00 CNY 中国貿易収支
17:30 GBP GDP
18:30 GBP ホールデンBOE主席エコノミスト発言
21:30 CAD 建築許可件数
6月11日(火曜日)
02:00 GBP ソーンダースBOE外部理事発言
07:45 NZD 製造業売上高
10:30 AUD NAB企業信頼感指数