ISM非製造業景況指数で米金利はどう動く!? 「1月6日の注目点とイベントスケジュール」

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2022年1月6日

ISM非製造業景況指数で米金利はどう動く!? 「1月6日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日はADP雇用統計とFOMC議事要旨でサプライズがありました。

 

ADP雇用統計は予想40万人に対して、結果は80.7万人と予想の倍となる数字が発表されました。
この結果を受けてドル買いが進み、週末のNFP雇用統計に注目度が高まっています。

 

また、その後発表されたFOMC議事要旨では利上げ時期の前倒しが議論され、雇用状況のひっ迫が懸念されていることが発表されました。

この2点は予想されていた内容ですが、驚きだったのはバランスシートの縮小の前倒しが議論されていたことです。

FOMC議事要旨の結果を受けて、米金利は上昇し昨年4月以来の9か月ぶりとなる1.7%台に乗せいています。

 

本日も米金利を中心としたマーケットになりそうな気がしています。

 

目次

◎本日の注目点

 

1)ISM非製造業景況指数・米金利

 

昨日のADP雇用統計では予想を大きく上回り、予想の倍の80.7万人という強い数字が出ています。
その後発表されたFOMC議事要旨では、タカ派サプライズとなる内容が発表され、金利が大きく上昇しています。

本日発表のISM非製造業景況指数が発表され、米金利がどのように動くのかに注目です。

 

ISM非製造業景況指数は前回が最高の数字が出ていただけに、今回は前回よりは下がると思われます。

予想でも少し前回よりは低くなっています。

予想を下回る結果が出てきたとしても、60を超えている数字というのは通常から考えるとかなり高い数字なので、予想を下回った場合でも金利が低下しない場合があるので注目しておきたいと思います。

 

 

 

2)株価・リスクオフ

 

昨日の金利上昇を受けて米株3指数は大きく下落しています。
株価下落の流れは東京・欧州へと続く可能性があります。

株価下落が連鎖していくようだと、リスクオフと受け止められる可能性があるので気をつけておきたいと思います。

 

また、中国経済の後退(中国恒大集団のデフォルト報道)や、新型コロナウイルス「オミクロン株」の感染拡大による行動規制、米中・米露対立などリスク要因にも注目です。

株価が下落している状況で、リスク要因が重なると大きくリスクオフに傾く可能性があるので要注目です。

 

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

1月6日(木曜日)

 

10:45 CNY 財新サービス業PMI

18:30 GBP 英総合・サービス業PMI

22:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)(速報値)

22:30 USD 米新規失業保険申請件数

 

 

1月7日(金曜日)

 

00:00 USD ISM非製造業景況指数

01:30 USD デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言

03:15 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言(22年投票権)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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