2021年2月24日
NZ政策金利発表と要人発言! 「2月24日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日はパウエルFRB議長の議会証言で長期緩和姿勢を改めて示され、株価の支えになりました。
米金利の上昇も一服しているようです。
本日は日本が連休明けです。
長期金利の上昇は米国だけでなく各国で上昇していて、日本の10年債利回りも上昇しています。
イールドカーブコントロールのターゲット付近にきていることから、このまま上昇するようであれば指値オペの可能性が出てきています。
日本の金利と日銀の動きにも注意しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)RBNZ理事会
本日のRBNZは据え置きだと思われ、注目は声明文です。
豪州やNZは欧米に比べて感染者数が少なく、早期の経済回復が期待されています。
豪州は経済指標の結果は強いものが多く、今月初めのRBA理事会では緩和政策の早期縮小が発表されるのではないかと注目されていました。
結果は豪ドル高を懸念してからなのか、長期の緩和姿勢が発表されました。
NZも豪州同様に経済指標の結果は強く、早期の緩和縮小が期待されています。
今回のRBNZ理事会の声明文や記者会見で緩和政策の縮小について触れられれば、NZドルの上昇の追い風となるのではないかと注目しています。
また、RBA理事会同様にハト派姿勢が示された場合は、NZドルがどのくらい下落するのかに注目したいと思います。
ハト派姿勢にもかかわらずNZドルの下げが限定的であった場合は、NZドルの上昇圧力が強いと思われ、良い押し目になるのではないかと思っています。
2)FRB要人発言
昨日に続きパウエルFRB議長の議会証言が下院議会で予定されています。
ベースの内容は昨日と大きな変化はないと思われるので、注目度は下がってしまいます。
質疑応答の部分で昨日触れなかった点に言及しない限り、マーケットの反応は限定的ではないかと思われます。
また、本日はパウエルFRB議長の議会証言以外に、ブレイナードFRB理事やクラリダFRB副議長の発言も予定されています。
ともに発言期会の少ない要人なので、発言内容に注目しておきたいと思っています。
ともにハト派内容を示すのではないかと予想しています。
昨日同様、要人発言を受けて米金利と米株価がどのように動くのかはしっかりと見ておきたいと思います。
3)BOE要人
本日、英中銀の政策決定メンバー(MPC委員)9名中、4名の発言が予定されています。
今月発表された金融政策では、早期のマイナス金利導入には否定的な内容でしたが、銀行には準備をしておくようにとの事。
マイナス金利の可能性は残っています。
本日の発言で、今後のBOEの方向性について見えてくるのか注目しておきたいと思います。
また、直近のポンド上昇トレンドを押さえることになるのか、追い風となるのかにも注目しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
2月24日(水曜日)
09:30 AUD 労働賃金指数・賃金物価指数
10:00 NZD RBNZ政策金利・声明文発表
11:00 NZD オアRBNZ総裁記者会見
16:00 EUR ドイツGDP
21:00 GBP ホールデンBOE主席エコノミスト発言
23:30 GBP ベイリーBOE総裁、ブロードベントBOE副総裁、ブリハBOE外部理事、ハスケルBOE外部理事発言
2月25日(木曜日)
EUサミット
00:00 USD パウエルFRB議長発言(半期に一度の金融政策報告)
00:00 USD 米新築住宅販売戸数
00:30 USD ブレイナードFRB理事発言
00:30 USD 原油在庫量
03:00 USD 米5年債入札
03:00 USD クラリダFRB副議長発言
岡ちゃんマンおススメ分析ツール
TradingView
数多くの通貨ペア、商品、債権、株価指数など取り扱っており、様々な分析が出来るプラットフォームです。
為替・株式・債券・商品など各マーケットは相関性があり、各マーケットを見比べることはトレードにとってプラスになります。
1枚のチャートに為替と株価指数や、為替と商品などを重ねて表示できるのは比較するときにとても便利です。
多くの機能は無料で使えるので試しに使ってみてはいかがでしょう!
SNS機能も付いているので、是非フォローしていただけたらと思います↓↓↓
https://jp.tradingview.com/u/okachanman/