2020年3月5日
OPEC会議と要人発言に要注目! 「3月5日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は米国大統領選挙(スーパーチューズデー)で民主党候補者選で、ブルームバーグ氏は大敗し撤退。
出遅れていたバイデン氏は猛追しサンダース氏と接戦となっています。
社会主義に近い考えのサンダース氏をマーケットは嫌っているので、バイデン氏の猛追は株価押上げの要因になっているようです。
また、COVID-19(新型コロナウイルス)の影響による世界的景気後退に対応するべく、
各中銀・各国の対応が少しづつ出てきました。
目次
◎本日の注目点
1)各国・各中銀の政策
豪州→米国→カナダと利下げが続き、次は英国ではないかとみられています。
また、米国ではCOVID-19(新型コロナウイルス)83億ドル規模の対策予算案を下院で可決、上院に送付しています。
これから、各国から金融政策・財政政策が出てくると思われます。
その政策が期待通りなのか、期待外れなのかは株価を見るとわかると思われます。
本日カーニーBOE総裁やホールデンBOE主席エコノミスト、ポロズBOC総裁など中銀要人発言が予定されています。
発言、ヘッドラインと株価の反応に注目です。
2)COVID-19(新型コロナウイルス)
一部情報でCOVID-19(新型コロナウイルス)には2つの型があると出ていました。
インフルエンザのA型、B型みたいな感じかわかりませんが、段々と解明されてくると同時に感染力の強さも解ってきています。
感染者の拡大に伴って渡航禁止や入国禁止措置も拡大してきています。
そのことで経済活動の低下に繋がり、体力のない国から景気後退に繋がっています。
世界的に景気回復の早い国と遅い国が分かれてくるのではないかと思われ、株価や為替にも影響してくると思います。
どの国が渡航禁止なのか、入国禁止なのかなど、各国の対応に注目です。
3)OPEC
本日からOPEC会合が開催されます。
COVID-19(新型コロナウイルス)の影響でWTI原油価格は大きく下落し、50ドルを割り込んで40ドル台で推移しています。
50ドルを割り込むと、産油国は採算が合わなくなってくるはずです。
協調減産で価格を安定させていましたが、現在は価格下落を止められない状況です。
本日からの会合で協調減産をしっかりと打ち出せるのか、それによって原油価格を上昇させることが出来るのか注目です。
◎本日のイベントスケジュール
3月5日(木曜日)
OPEC会議
08:30 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言(2022年投票権)
09:30 AUD 豪貿易収支
10:30 JPY 鈴木日銀審議員発言
22:00 GBP ホールデンBOE主席エコノミスト発言
3月6日(金曜日)
02:00 GBP カーニーBOE総裁発言
02:45 CAD ポロズBOC総裁発言
08:30 USD カプラン・ダラス連銀総裁発言(2020年投票権)
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