2021年7月6日
RBA理事会で豪ドルは大きく動く!? 「7月6日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は米国が独立記念日の振り替え休日で休場。
取引材料も少ないこともあり、薄商いで閑散相場となりました。
早朝にNZドルが上昇。
RBNZが2022年9月までに0.25%の利上げに踏み切るとの情報がNZドル上昇の要因となっているようです。
この予想がどこから出てきたものか詳細がとれていませんが、隣の国の豪ドルまで上昇しています。
本日は豪州で注目のRBA理事会が予定されています。
ハト派、タカ派、どちらの結果が発表されても豪ドルは動くのではないかと予想しています。
目次
◎本日の注目点
1)RBA理事会
注目度:かなり高い
織り込み度:タカハト予想が分かれている(ややタカ派を織込み始めている)
バイアス:ドル高による豪ドル安バイアスがかかっている
5月のRBA理事会で「7月の会合で資産購入について再検討する」と発表したことで、今週のRBA理事会に注目が集まっている。
豪州では雇用統計など経済指標を見る限りでは強い経済、コロナ禍からかなり経済回復しているように見えます。
経済指標の結果を見ると、早期の引き締めに動いても良いのではないかとの予想が出ています。
ただ、中国からの経済圧力や、足元ではデルタ株などコロナ変異種の感染拡大からロックダウンを実施する都市も出てきています。
このような状況を見ると、まだ緩和政策を続ける可能性があると予想もあります。
このようにタカ派とハト派の両方の予想が出ているだけに、どちらの結果が出てきても大きな動きに繋がるのではないかと思われます。
結果と声明文、ロウRBA総裁の発言に注目して、今後の方針をしっかりと見極めたいと思います。
6日早朝にRBNZが2022年9月までに0.25%の利上げをするのではないかとの予想が出たことで、NZドルは上昇。
隣の国である豪州もタカ派に動くのではないかとの期待が高まり豪ドル買いが進み始めている。
2)ISM非製造業景況指数
米国ではワクチン接種が進み、規制解除もかなり進んでいます。
コロナの影響を最も受けた飲食店やサービス業などの回復もだいぶ進んでいるのではないかと思われ、非製造業の景況感も高い数字が出てくるのではないかと思っています。
ISM非製造業景況指数の結果が良い数字が出てくれば、引き締め期待が高まると思われます。
◎本日のイベントスケジュール
7月6日(火曜日)
13:30 AUD RBA理事会・金融政策・声明文発表
15:00 AUD ロウRBA総裁記者会見
16:00 EUR デコス・スペイン中銀総裁発言
17:30 GBP 英建設業PMI
18:00 EUR ドイツZEW景況感指数
18:00 EUR ユーロ圏ZEW景況感指数・小売売上高
22:45 USD 米総合・サービス業PMI(改定値)
23:00 USD ISM非製造業景況指数
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