2022年12月6日
RBA理事会に注目! 「12月6日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は雇用統計の結果を受けて東京市場はドル高円安が進みドル円は上昇しました。
その後NY市場で発表されたISM非製造業景況指数が前回値・市場予想を上回る結果となったことでドル買いが加速し、ドル円は136円台に突入しています。
本日はRBA理事会以外では大きなイベントが少ないためリスク要因が出てこなければ様子見ムードが強くなるのではないかと思っています。
目次
◎本日の注目点
1)RBA理事会
注目度:高い
織り込み度:0.25%利上げを8割織り込み済み
バイアス:特になし
ポイント:利上げの最終地点
RBAは米国や隣国ニュージーランドに比べるとややハト派な政策をとっており、利上げも終了するのではないかと注目されています。
今回の利上げは0.25%利上げを実施すると思われますが、声明文で利上げの終了などが出てくると豪ドルの上値が重くなるのではないかと思います。
また、0.25%の利上げを実施しなかった場合も大きく豪ドルが売られるのではないかと思います。
逆に声明文がタカ派な内容、来年以降も利上げを継続するような内容であれば豪ドルは底堅く推移するのではないかと注目しています。
2)米金利
先週末のNFP雇用統計に加え、ISM非製造業景況指数の数字が市場予想や前回値を上回ったことでFRBがタカ派になるのではないかとの観測に繋がり米金利が上昇しドル買いが進んでいます。
FOMCを前にブラックアウト期間に突入していることから発言からヒントを得ることはできません。
米金利を確認し、マーケットの期待値を確認したいと思います。
米金利が上昇するようであればドル買いが続くのではないかと思っています。
◎本日のイベントスケジュール
12月6日(火曜日)
米ジョージア州で上院議員選挙決選投票
12:30 AUD RBA理事会
22:30 USD 米貿易収支
22:30 CAD カナダ貿易収支
12月7日(水曜日)
09:30 AUD 豪四半期GDP