RBA理事会に注目! 「2月6日の注目点とイベントスケジュール」

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2024年2月6日

RBA理事会に注目! 「2月6日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週の市場予想を大きく上回る結果となった雇用統計や昨日発表されたISM非製造業景況指数が市場予想を上回る結果となったことから、米10年債の利回りが4.17%まで急騰しドル買いが進み、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時104.60と昨年11月14日以来の高値を記録、ドル円は一時148.89円と昨年11月27日以来の高値を記録しました。

 

また、パウエルFRB議長が米ニュース番組内のインタビューで「FRBが3月利下げの自信を持つ可能性は低い」などと述べ、早期の利下げ開始に慎重な姿勢を示したこともドル買いの要因となっています。

 

本日はRBA理事会が予定されています。

指標は少ないので、要人発言で方向感が出てくる可能性に注意しておきたいと思います。

目次

◎本日の注目点

 

1)金融政策

 

RBA理事会

注目度:やや高い

織り込み度;据え置きを織り込み済み

バイアス:豪ドルの上値重い

ポイント:声明文で利下げのヒントがあるか

 

RBA理事会では据え置きが予想されています。

直近の経済指標、特に物価などは市場予想を下回る結果が出てきており、利下げ時期が前倒しになるのではないかと期待が高まっています。

利下げに関するヒントが出てきた場合は豪ドル売りが進むのではないかと注目しています。

 

 

 

2)要人発言

 

金融政策発表ラッシュが通過して、金融政策に対する見解や利下げに関するヒントについての発言について注目しています。

FRBは強い米国指標を受けて利下げ期待が後退し3月は据え置きを織り込まれています。

6月利下げスタートの可能性が濃厚になってきており、発言内容で5月利下げスタートの可能性が高まるのか注目です。

ECBは弱いGDPとHICP(消費者物価指数)で利下げ期待が高まっています。

3月利下げの可能性が出てくるのか、発言内容に注目です。

BOEは先日の金融政策で9票のうち利下げに1票投じられました。

米英欧の中で最も高いインフレから、利下げは最後になるのではないかと思われていただけに驚きでした。

このまま利下げ期待が高まるのか、それともタカ派姿勢を続けるのか発言内容に注目です。

日本は円安が進んでおり、ドル円は150円の可能性が出てきています。

150円が近付いた時に口先介入が出始めるのではないかと思います。

どのタイミングで口先介入が出始めるのか、レベル感と併せて注目しておきたいと思います。

 

 

 

 

 

3)経済指標

 

NZ四半期雇用統計

ニュージーランドは速いペースで利上げしてきて、早い段階で利上げを停止しています。

弱い雇用結果が出てくると、利下げ期待が高まるのではないかと注目しています。

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

2月6日(火曜日)

 

09:30 AUD 豪小売売上高

12:30 AUD RBA理事会・声明文

13:30 AUD ブロックRBA総裁記者会見

18:30 GBP 英建設業PMI

22:30 CAD カナダ建築許可件数

 

 

2月7日(水曜日)

 

00:00 CAD カナダIveyPMI

02:00 USD メスター・クリーブランド連銀総裁発言

02:45 CAD マックレムBOC総裁発言

03:00 USD カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁発言

03:00 USD 米3年債入札

04:00 USD コリンズ・ボストン連銀総裁発言

06:45 NZD NZ四半期雇用統計・失業率

09:00 USD ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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