2021年6月1日
RBA理事会や経済指標、要人発言とイベント多数の1日! 「6月1日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は英国と米国が祝日で休場、マーケットは閑散とした相場でした。
一時、ロンドンFIX前は月末フローからか少し動きましたが、それ以降はほとんど動かない相場でした。
本日から6月がスタート、また、本日は英国や米国が連休明けでスタートします。
重要指標や要人発言も多数予定されていて、大きな値動きがあるのではないかと期待しています。
目次
◎本日の注目点
1)RBA理事会
本日は据え置きが予想されています。
また、資産購入額については7月の会合で検討すると発表されているので、資産購入額についても据え置きが発表されるのではないかと思います。
ただ、マーケットではカナダやNZがタカ派に動いたことから豪州もタカ派に動くことが期待されています。
来月の会合に向けてタカ派内容もしくはヒントになるような内容が出てくれば、豪ドル買いになるのではないかと注目しています。
2)カナダGDP
カナダはは引き締め政策に転換、テーパリングを始めています。
本日のGDPが良い結果が出てくるようであれば、もう1歩テーパリングが進む期待感が高まるのではないかと注目しています。
期待感が高まれば、もう一段のカナダドル高が進む可能性があり値動きに注目しています。
3)ISM製造業景況指数
マーケットの注目は政策変更に影響する実経済データに移っていて、ISMやPMIのような景況観指標は注目度が下がってきています。
ただ、それでも予想と結果が乖離した場合には値動きが出てくるのではないかと見ています。
一応注目しています。
4)要人発言
本日はFOMCメンバーでも重要視されているブレイナードFRB理事、クオールズFRB副議長の発言が予定されています。
また、英中銀のベイリーBOE総裁の発言も予定されていて、テーパリングのヒントが出てこないか注目が集まっています。
米国は先日の物価指標も強い結果が出てきているので、6月FOMCや8月ジャクソンホール・シンポジウムでテーパリング論が出てくるのではないかと期待されています。
英国では先日のブリハBOE外部理事の発言で利上げ議論が急浮上し、テーパリング論が期待されています。
このような内容が発言から出てくると米ドルやポンドの急騰につながるのではないかと注目しています。
◎本日のイベントスケジュール
6月1日(火曜日)
石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国による「
10:30 AUD 豪建築許可件数
10:45 CNY 財新製造業PMI
13:30 AUD RBA理事会・政策金利・声明文発表
16:45 EUR イタリア製造業PMI(改定値)
16:50 EUR フランス製造業PMI(改定値)
16:55 EUR ドイツ製造業PMI(改定値)・失業率
17:00 EUR ユーロ圏製造業PMI(改定値)
17:30 GBP 英製造業PMI(改定値)
18:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)
21:30 CAD カナダGDP
22:45 USD 米製造業PMI(改定値)
23:00 USD ISM製造業景況指数
23:00 USD クオールズFRB副議長発言
6月2日(水曜日)
00:00 GBP ベイリーBOE総裁発言
03:00 USD ブレイナードFRB理事発言
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