2017年12月27日
FOMCを終えてドル売りについて
記事を書いた人:岡ちゃんマン
今回のFOMCはイエレンFRB議長の記者会見がないので、政策の変更はないというのが市場コンセンサスでした。
注目点は声明文でしたが、内容は以下の通りでした。
「FF金利誘導目標を1~1.25%のレンジで維持」
「バランスシート縮小『比較的近い時期に』開始へ」
「インフレ率は、2%に上昇するとの予想を維持」
「インフレは短期的に2%をやや下回る状況続くと予想」
ややハト派な内容の声明文でした。
短期的にインフレ率の低下や、前回『年内』との表現が『比較的近い時期に』変更されていたことに市場はネガティブ受け取ったのではないかと思います。
市場の反応
米長期金利は低下 → 日米金利差縮小
金価格の上昇
ドル売り反応
今回の声明文を受けて、12月の利上げ確率は48%と低下しています。
次回9月のFOMCの前にジャクソンホール・シンポジウムがあります。
ドラギ総裁も参加予定とのことで、かなり注目が集まっています。
目次
ジャクソンホール・シンポジウムについて