2月8日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2024年2月9日

2月8日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・内田日銀副総裁が金融経済懇談会で「緩和的環境を維持していく」「予想インフレ率の再下落リスクを意識して緩和政策を行う必要」「仮にマイナス金利を解除しても、その後にどんどん利上げをしていくようなパスは考えにくく、緩和的な金融環境を維持していくことになる」と発言すると円安が進み、日経平均株価が840円近くの大幅高となった

・ 一方、堅調な米雇用情勢などを背景に米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測は後退しており、米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.16%台まで上昇するとドルは引き続き買われやすい地合いとなり、ドル円は1時前に一時149.48円と昨年11月27日以来の高値を付けた

・米国株式市場でダウ平均は小幅ながら3日続伸し史上最高値を更新、多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新し、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も小幅に3日続伸し、2022年1月以来2年1カ月ぶりの高値で取引を終えた

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


2月9日7:00時点

 

 

 

 

 

 


2月9日7:00時点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 

 


2月9日7:00時点

 

 

 

 

 

 


ダウ平均日足チャート

 

 

 

 

 

 


S&P500日足チャート

 

 

 

 

 

 


ナスダック日足チャート

 

 

 

 

 


日経225日足チャート

 

 

 

 

 

 


日経500日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎各国長期金利

 

 


米2年債利回りチャート

 

 

 

 

 


米10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


日10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ドイツ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


イタリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


スペイン10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ポルトガル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


ギリシャ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


イギリス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


フランス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


トルコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


南ア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ブラジル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


メキシコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


カナダ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


オーストラリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ニュージーランド10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎商品先物・インデックス先物

 

 


ドルインデックスチャート

 

 

 

 

 

 


VIX指数チャート

 

 

 

 

 

 


WTI原油価格チャート

 

 

 

 

 

 

 


金価格チャート

 

 

 

 

 

 

 


銀価格チャート

 

 

 

 

 

 

 


銅価格チャート

 

 

 

 

 

 

 


鉄鉱石価格チャート

 

 

 

 

 

 


CRB指数チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

清水日銀理事
マイナス金利を解除しても緩和的な環境が続く
「物価目標の実現を見通せれば、大規模緩和の継続の是非を検討」
「政策修正の内容は、その時の経済・物価・金融情勢次第」

内田日銀副総裁
「賃金上昇を伴う物価目標の実現を目指している」
「物価目標が実現する確度、少しずつ高まっている」
マイナス金利解除後もどんどん利上げするパスは考えにくい
「政策修正後の前後で市場に不連続生じないようにオペなどで工夫
緩和的な金融環境を維持していくことになる
「緩和的な金融環境が大きく変化することは想定されない」
イールドカーブコントロール(YCC)は量的緩和の一類型、廃止したら終わりではない
「予想インフレ率の再下落リスクを意識して緩和政策を行う必要」
「YCC見直しの前後で、不連続に国債購入額は大きく変わらない
YCCとその後の国債買い入れは連続的なもの
「ETFとREITの購入は、大規模緩和修正後にやめるのが自然
「利上げのペースは、予想物価のペースや物価ダイナミズム次第」
現状の見通しでは、緩和的な環境が維持される
「ビハインド・ザ・カーブに陥っていることはない」
「見通しと上下バランスを踏まえ、適切な政策運営をしている」
「各政策手段は、変えるものを先に決めているわけではない」
「今年の賃上げは、昨年より強い可能性がある情報がそろっている
「時間の経過とともに、2%実現見通せる確度は少しずつ高まっている」
「2%が見通せると判断すれば、大規模緩和の見直しを検討する」

カラハン・トルコ中銀総裁
「インフレ脱却のための努力を続ける 」
「インフレ率が目標に達するまで金融引き締めを維持する 」

ウンシュ・ベルギー中銀総裁
賃金上昇が利下げを阻んでいる
「より安心できる賃金データが得られるまで待つ価値はある」
「しかし、賃金の伸びが鈍化しているという強い兆候ではないが、いくつかの兆候はある」

マン英中銀金融政策委員会(MPC)委員
継続的なインフレの勢いと根強い持続性のリスクを認識
労働市場は依然として逼迫している
「ヘッドラインのインフレ動向はインフレの適切な尺度ではない」

レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフ・エコノミスト
「2%目標への道筋確保には一段のディスインフレが必要」
データは目先、予想以上に速いディスインフレを示唆

バーキン米リッチモンド連銀総裁
「経済モデルに基づいて金利をどうすればいいのか分からない」
「家賃やサービス価格がもっと安くなることを望む」
「利下げへの確信はインフレが一段と抑制されることによって決まる」
「雇用市場は逼迫しているが、データが示すほど逼迫していない」

ホルツマン・オーストリア中銀総裁
ECBが今年利下げしない可能性は確かにある
「最初の利下げ前に、インフレが抑制されていることを確認する必要」

メキシコ中銀声明
「据え置きは全会一致」
「金融政策スタンスは、インフレ率が3%目標をカバーするために必要な軌道に沿ったまま」
「インフレリスクのバランスは引き続き上向き」
「次回の会合で金利調整の可能性を評価する予定」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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