2019年6月6日
6月5日の記録室 ~株価と金利と要人発言~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
目次
◎昨日の注目点
・ADP雇用統計が大幅に予想を下回る
・ベージュブックは緩やかに拡大と総括判断
・EUはイタリアに対し過剰財政赤字手続きに
・米国とメキシコは、移民・関税を巡る協議で合意ならず
・メキシコ格付け見直し
格付け会社フィッチ・レーティングス「メキシコをBBBに格下げ
格付け会社ムーディーズ「メキシコの見通しを安定的からネガティブに変更、
◎昨日の主要通貨強弱グラフ
◎昨日の株価
◎各国長期金利
◎商品先物・インデックス先物
◎昨日の要人発言
習・中国国家主席
「中国はあらゆるリスクと課題に対応する能力、自信がある」
「中国のマクロ経済政策には対応する十分な余地がある」
米財務省報道官
「ムニューシン米財務長官が日本で開かれるG20会合で易綱中国
トランプ米大統領
「メキシコに対する関税措置は、単なる脅しではない」
「イランに対する軍事行動の機会はいつでもあるが、話し合いを望
「(通商問題)中国もメキシコも米国と合意したがっている」
安倍首相
「内需を支えるファンダメンタルズはしっかりしている」
「リーマンショック級の出来事ない限り10月に消費増税」
NZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁補佐
「近い将来まで金利は現在の水準が維持されるだろう」
「中銀目標の達成のために状況の変化に適応すべき」
「もし必要であれば更なる刺激策も」
甘利自民選対委員長
「日米貿易交渉を8月にまとめることは物理的に出来ない」
国際通貨基金(IMF)
「中国の2019年GDP成長率を6.3%から6.2%へ、20
「中国は2024年までにGDP成長率が5.5%まで減速」
ドンブロウスキス欧州委員会副委員長
「最近のイタリアによる政策は経済や財政に打撃を与えた」
「イタリアの成長は停止している」
「過剰財政赤字是正手続きは正当化される」
モスコビシ欧州委員(経済・通貨担当)
「イタリアが懲戒手順を避けるためのドアはまだ開いている」
「懲戒を受けないの方法を示すのはイタリア政府次第だ」
エバンス米シカゴ連銀総裁
「経済のファンダメンタルズは依然として堅調」
「農産品への関税はそれほど大きくはない」
ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事
「米国の消費は強い。データを注視する」
「成長維持のため政策を調整する用意はある」
「貿易問題は経済にとって下サイドのリスク」
ナバロ米大統領補佐官(通商担当)
「対メキシコ関税発動は必要ない可能性」
ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事
「米中の緊張の高まりは世界経済にリスク」
「世界経済が鈍化した場合、各国は金融政策と財政政策を協調して
コンテ伊首相
「2019年目標について合意するため、EUと建設的な協議を行
「2019年財政赤字は対GDP比で2.1%になる見通し」
米上院財政委員会のグラスリー委員長
「6日にメキシコと関税について合意する見通し」
「米国はメキシコに関税を課さない見通し」
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
「物価は緩やかな上昇が続く」
「雇用は全米で増加が続く、賃金は大半で緩やかに増加」
「経済は緩慢なペースで成長、わずかに改善がみられる」
「消費は総じて堅調」
「製造業は総じて堅調、一部で減速や先行き不透明感」
格付け会社フィッチ・レーティングス
「メキシコをBBBに格下げ
格付け会社ムーディーズ
「メキシコの見通しを安定的からネガティブに変更、
記録室の使い方は以下を参照ください
ファンダメンタルズ分析の始め方! ~ファンダメンタルズ分析の基礎知識~