2021年10月27日
カナダ政策金利発表に注目! 「10月27日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日はイベントが少なく、重要イベントを控えていることから、様子見姿勢の強い1日でした。
その中でも、原油高などによる円安トレンドだけは健在でした。
本日もカナダドル以外は様子見姿勢が強い1日となりそうです。
目次
◎本日の注目点
1)カナダ金融政策発表
注目度:やや高い
織り込み度:金利据え置き、資産購入減額を織り込み済み
バイアス:ややカナダドル買い
ポイント:資産購入の終了(テーパリングの完了)と利上げのヒント
現在、カナダ中銀は週20億カナダドルの資産購入をしています。
これを減額するのは織り込み済みですが、資産購入を終了するかは予想が分かれています。
資産購入を終了すれば、カナダドルの上昇に繋がるのではないかと考えています。
また、もう一つのポイントは利上げのヒントですが、現在は来年の後半以降と言われていますが、これが来年前半の利上げの可能性が伺える内容が声明文や記者会見で出てくるとカナダドルの買いにつながると考えています。
今回、資産購入を終了しなかった場合はカナダドルが売られると思いますが、カナダドルは原油価格の上昇から底堅く推移すると考えているので、イイ押し目になるのではないかと考えています。
発表内容、声明文と記者会見に注目したいと思います。
2)豪CPI(消費者物価指数)
本日の豪CPI(消費者物価指数)はRBAの政策判断に大きく影響する指標です。
予想値の前年比3.1%はRBAの物価目標上限値をやや上回っています。
予想値を上回る結果が出てきた場合は、引き締め期待に繋がり豪ドル買いに繋がると考えています。
現在の豪ドルは買い要因が多いと思っています。
予想を下回る結果が出てきた場合は、下げ終わったところを買っていきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
10月27日(水曜日)
09:00 AUD 豪四半期CPI(消費者物価指数)
20:30 GBP スナク財務相(英国新年度予算案発表)
21:30 USD 米耐久財受注
23:00 CAD カナダ政策金利発表
23:30 USD 原油在庫量
10月28日(木曜日)
00:00 CAD マックレムBOC総裁発言
02:00 USD 米5年債入札
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