2021年3月12日
カナダ雇用統計発表! 「3月12日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日のECB理事会では予想通りの据え置きでした。
ただ、PEPP(パンデミック緊急購入プログラム)の買い入れスピードを上げると発表した部分の解釈で意見が分かれているようです。
思ったよりもハト派と受け止める人と、予想通りだったと受け止める人で分かれているようです。
解釈が分かれているだけに、今後のECB要人(特にレーンECB専務理事)の発言に注目が集まりそうです。
本日は週末なので、ポジション調整の動きには気を付けたいと思います。
また、週末には米国がサマータイムに突入するため、週明けは取引時間や米指標発表時間が1時間前倒しになるので気を付けておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)カナダ雇用統計
先日のカナダ中銀による金融政策発表で、経済見通しを上方修正しましたが雇用に関しては懸念を示しています。
本日のカナダ雇用統計で強い結果が出てくるのか、中銀が懸念するように弱い結果が出てくるのか注目です。
カナダ金利も米金利と同様に上昇傾向にあります。
雇用統計の結果を受けて金利が上昇するのかにも注目で、米金利が1.5%台で安定しだしている中で、カナダ金利が上昇するようであればカナダドルの買いに繋がるのではないかと注目しています。
2)リスク要因
昨日、中国で全人代が閉会しました。
今回の全人代では香港の選挙制度変更が決定され、民主派の選挙出馬が難しくなり、事実上の共産党独裁体制になったのではないかと思われます。
当然、台湾をはじめ米英など主要国から批判を受け、制裁の対象になるのではないかと思われます。
本日、日米豪印の4カ国首脳会談のテーマにもなると思われます。
どのような制裁や発言が出てくるのか注目です。
また、中国がどのような反論や反発をしてくるのかにも注目です。
3)日米欧金利
昨日ECB理事会発表で欧州金利は低下しました。
米金利は今週の国債入札を堅調に終え、1.5%台で推移しています。
日本は低水準で上下を繰り返しています。
ここからは各国金利差がポイントになると思われます。
どの国の金利が最初に動くのか?
上昇・下落どちらに動くのか?
などに注目です。
◎本日のイベントスケジュール
日米豪印首脳会談(オンライン)
3月12日(金曜日)
16:00 GBP 英GDP
16:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)
16:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)
22:30 CAD カナダ雇用統計
3月13日(土曜日)
00:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
岡ちゃんマンおススメ分析ツール
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