昨日は重要指標もなく、材料視されるような要人発言も少なかったことから方向感に乏しい展開でした。

一部報道で、「新型コロナウイルスのワクチン接種で先行する英国では、1日の新規感染者が2万2868人と1月末以来の多さとなった」と伝わると、景気回復の後退懸念からリスクオフに傾きました。

 

今週はISM製造業景況指数や雇用統計を控えていて、本日は重要指標も少ないことから動きづらい展開が予想されます。

 

◎本日の注目点

 

１）リスクオフ

 

ワクチン接種が進んでいる英国やイスラエルでデルタ株の感染拡大が報じられています。

また、オーストラリアでも一部ロックダウンなどが報じられ、マーケットはリスクオフにやや傾いています。

各国でのコロナ感染拡大やロックダウンなどの規制についてヘッドラインが出てくればさらにリスクオフに傾く可能性があるので要注意です。

 

また、7月1日には中国共産党結党100周年に向けて、中国リスクにも注意しておきたいと思います。

 

 

 

２）要人発言

 

リスク要因以外に重要指標も少なく、方向感を模索する展開が予想されます。

そんな中で要人発言から取引材料が出てこないか注目。

特に政策判断に大きな影響を持ちそうなオアRBNZ総裁やロウRBA総裁の発言には注目。

7月の会合で資産購入再検討を表明しているロウRBA総裁の発言には要注目です。

 

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

6月29日(火曜日)

 

G20外相会合

 

13:10　NZD　オアRBNZ総裁発言

16:00　EUR　スペインHICP(消費者物価指数)

18:00　EUR　ユーロ圏消費者信頼感指数

21:00　EUR　ドイツHICP(消費者物価指数)

22:00　USD　バーキン・リッチモンド連銀総裁発言

22:40　EUR　ラガルドECB総裁発言

23:00　USD　米消費者信頼感指数

 

 

6月30日(水曜日)

 

00:45　EUR　ビルロワ・フランス中銀総裁発言

01:00　EUR　バイトマン・ドイツ連銀総裁発言

08:15　AUD　ロウRBA総裁発言

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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