2022年4月6日
ブレイナードFRB理事の発言でドル買い加速、FOMC議事要旨に注目! 「4月6日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日はRBA理事会の声明文がタカ派に替わり、利上げ期待が高まったことで豪ドル買いが進みました。
また、NY時間にはハト派筆頭のブレイナードFRB理事がタカ派発言、5月のQT(資産縮小)スタートの可能性や0.5%利上げの可能性などについて発言しました。
ハト派のブレイナードFRB理事のタカ発言を受けてドル買いが大きく進んでいます。
本日はFOMC議事要旨が発表されるので、ドル買いが進むのかに注目しています。
目次
◎本日の注目点
1)FOMC議事要旨
先日のFOMCで0.25%の利上げを発表し、今後も0.25%利上げを示唆しています。
ただ、その後のFOMCメンバーから0.5%利上げに関する発言が多数出てきています。
昨日もかなりのハト派だったブレイナードFRB理事がQT(資産縮小)や0.5%利上げの可能性について発言したことで米金利が上昇し米ドルが買われました。
本日発表の議事要旨で0.5%利上げに関してどこまで議論されていたのかに注目です。
議事要旨の発表で米金利がどこまで上昇するのか、ドル買いがどこまで進むのか注目です。
2)円安
昨日は黒田日銀総裁から円安をけん制するような発言が出てきたことで、一時円買いが進みました。
それでも円安基調は変わっていないことと、昨日の米金利上昇による日米金利差拡大から円売りが加速する可能性が高いと考えています。
このまま円安が進むのか、それとも円安けん制発言が出てきて円高に進むのか注目です。
3)リスク要因
ロシアへの追加制裁を懸念してユーロの上値が重くなっています。
ロシア産の石炭や石油、天然ガスの輸入・輸出の停止や禁輸などのヘッドラインが出てくると、さらにユーロ買いが進む可能性が高いです。
追加制裁などのヘッドラインに注意しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
4月6日(水曜日)
NATO(北大西洋条約機構)外相理事会
10:45 CNY 財新サービス業PMI
16:00 EUR デギントスECB副総裁発言
17:30 GBP 建設業PMI
19:45 EUR レーンECB専務理事兼主席エコノミスト発言
22:30 USD ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言
23:00 CAD カナダIveyPMI
23:30 USD 原油在庫量
4月7日(木曜日)
03:00 USD FOMC議事要旨(3月16日分)
10:30 AUD 豪貿易収支
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