リスク要因や円買い介入に注目! 「4月15日週の注目点とイベントスケジュール」

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2024年4月15日

リスク要因や円買い介入に注目! 「4月15日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週はカナダや欧州で金融政策が発表されましたが、市場予想通りの結果となりました。

欧州では一部の理事が利下げを支持するなど利下げ期待が高まり、6月利下げの可能性が濃厚となりユーロの上値が重い状況となっています。

 

米国のCPI(消費者物価指数)は強い結果となったことから6月利下げの可能性は大きく後退し、米金利の上昇とドル買いが進みドル円は153円台を突破しています。

 

週末の間にイランとイスラエルの間で対立が進み、リスクオフからスイスフラン買いの窓開けで週明けスタートしています。

株安、金利高となっていますが、リスクオフの円高とはならず円安が進みドル円は153.75円まで上昇しています。

 

今週は英国を中心とした経済指標や要人発言に注目したいと思います。

また、リスク要因や円買い介入にも注意しておきたいと思います。

目次

◎今週の注目点

 

1)経済指標

 

米小売売上高

予想:0.4%

前回:0.6%

米国の経済を確認するため小売売上高に注目。

米国経済は底堅く、物価も高止まりしていることから利下げ開始時期の先送り、利下げ回数の縮小が観測されています。

小売売上高の結果が市場予想を上回るようであれば、さらに利下げ開始時期の先送りや回数の縮小観測が進むのではないかと注目しています。

 

 

 

英雇用統計・失業率・平均賃金

予想:4.0%・5.5%

前回:3.9%・5.6%

英国は物価も低下してきて利下げ開始時期に注目が集まってきています。

雇用統計では雇用者数や失業率から英国の経済状況、平均賃金から賃金インフレの状況を確認したいと思います。

平均賃金が高いままであればインフレが高止まりする可能性があります。

また、雇用状況が悪化している場合は利下げ期待に繋がるのではないかと注目しています。

 

 

 

カナダCPI(消費者物価指数)

予想:2.9%

前回:2.8%

カナダでは6月利下げ期待が高まっています。

CPI(消費者物価指数)の結果が市場予想を下回る結果となれば、6月利下げの可能性が高まるのではないかと注目しています。

 

 

 

NZ四半期CPI(消費者物価指数)

予想:0.6%

前回:0.5%

RBNZ理事会ではスタンスの大きな変更はありませんでした。

CPI(消費者物価指数)の結果が市場予想を下回る結果となれば、ハト派スタンスに傾くのではないかと注目しています。

ハト派に傾けばNZドル売りが進むのではないかと思います。

 

 

 

英CPI(消費者物価指数)

予想:3.1%

前回:3.4%

英国は早ければ6月にも利下げが実施されるのではないかとの予想が出始めています。

主要中銀の中で最も高い物価高を記録していた英国の物価が、どこまで低下しているのかCPI(消費者物価指数)の結果に注目です。

CPI(消費者物価指数)の結果が市場予想を下回る結果となれば、利下げ期待も高まるのではないかと注目しています。

 

 

 

ベージュブック

米国の経済を確認するためベージュブックに注目しています。

想定以上の経済の強さから利下げの先送りが進むのではないかと注目されています。

経済報告の中でも雇用状況、消費、家賃などインフレに関する内容に注目です。

強い経済と高いインフレが確認されるようであれば年内1回の利下げ、もしくは来年の利下げ開始に繋がる可能性があります。

ベージュブックの結果と金利に注目したいと思います。

 

 

 

豪雇用統計・失業率

予想:7.2K・3.9%

前回:116.5K・3.7%

RBA理事会ではタカ派スタンスから中立にスタンス変更、今後さらにハト派にスタンス変更するのか注目されています。

雇用状況が悪化していればRBAがハト派に傾くのではないかと思います。

同時に発表される労働参加率と併せて注目しておきたいと思います。

 

 

 

米失業保険申請件数

予想:214K

前回:211K

FRBは雇用状況に注目しています。

失業保険申請件数は毎週発表されるため、雇用統計の先行指標として注目されています。

失業保険申請件数の中でも新規よりも継続申請に注目しています。

継続申請が増えてくるようであれば雇用統計・失業率の悪化に繋がるのではないかと注目しています。

 

 

 

日本CPI(消費者物価指数)

予想:2.7%

前回:2.8%

日銀のマイナス金利解除から追加利上げが注目されています。

日本の物価が上昇するようであれば追加利上げの期待が高まるのではないかと思います。

追加利上げ期待が高まれば、少しは円買いに繋がるのではないかと注目しています。

 

 

 

英小売売上高

予想:0.3%

前回:0.0%

英国の消費状況を確認するため小売売上高の結果に注目です。

高すぎる物価が続いていることで英国の経済は低下しているのではないかと思います。

小売売上高の結果が市場予想を下回る結果となれば利下げ期待に繋がり、ポンドの上値を抑えるのではないかと思います。

 

 

 

2)要人発言

 

先週はNZ・カナダ・欧州の金融政策は市場予想通りの結果が発表され、今後の金融政策に関しての要人発言に注目です。

それぞれの要人発言の注目ポイントは以下の通りです。

 

FRBは年内利下げ回数を3回と予想していますが、雇用統計やCPI(消費者物価指数)の結果が強く利下げ期待は後退し年内2回、もしくは1回の利下げになるのではないかと注目されています。

また、11月には大統領選挙も控えており、選挙期間中の利下げの実施などにも注目が集まっています。

 

ECBは6月の利下げが既定路線となりつつあります。

先週のECB理事会では据え置きが発表されましたが、先週の理事会で数名の理事は利下げを支持したとのこと。

6月の理事会に向けてどのくらいの理事から利下げに関する発言が出てくるのか注目です。

 

英中銀は先日の金融政策発表で利上げ支持はいなくなり、ベイリーBOE総裁は利下げについて前向きな発言が出てきており、利下げ期待が高まっています。

今週は英国の経済指標が多数発表されるため、結果を受けて利下げに関する発言が増えてくるのか、ハト派スタンスが強くなるのか注目されています。

 

スイス中銀はサプライズの利下げを発表し、追加利下げが出てこないか注目されています。

また、スイスはフラン高に対する介入などの発言にも注目しておきたいと思います。

 

最後に日本は円安が進み、153円を突破しています。

ストップロスを巻き込みながらさらに上昇していく可能性があり、再度財務省・金融庁・日銀による3者会合が開催、レートチェックもしくはこれらを飛ばして一気に実弾介入の可能性も出てきました。

発言内容、3者会合などの報道、実弾介入の可能性に注意しておきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

3)リスク要因

 

中東ではイランとイスラエルの対立が高まり、ドローンやミサイルが発射される事態になっています。

中東リスクが高まると原油高に繋がり、再度エネルギー価格高騰による物価高が進む可能性がります。

インフレが進めば、利下げ期待が先送りとなります。

特に米国はインフレが高止まりしていることから利下げ先送り観測が高まっており、原油高による物価高から利下げ先送り観測がさらに高まる可能性があります。

米金利高・ドル高が進み、ドル円はさらに上昇する可能性があります。

中東だけではなく、ロシア・ウクライナも併せて、リスク要因には注意しておきたいと思います。

 

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

4月15日(月曜日)

 

15:30 AUD ローガン・ダラス連銀総裁発言

16:30 EUR シムカス・リトアニア中銀総裁発言

20:15 GBP ブリーデンBOE副総裁発言

21:00 EUR レーンECB専務理事兼主席エコノミスト発言

21:30 USD 米小売売上高、ニューヨーク連銀製造業景況指数

 

 

4月16日(火曜日)

 

09:00 USD デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言

11:00 CNY 中国GDP

15:00 GBP 英雇用統計・失業率・平均賃金

21:30 USD 米建築許可件数

21:30 CAD カナダCPI(消費者物価指数)

22:00 USD ジェファーソンFRB副議長発言

23:30 EUR ナーゲル・ドイツ連銀総裁発言

 

 

4月17日(水曜日)

 

G20財務相・中央銀行総裁会議

 

01:30 EUR ビルロワ・フランス中銀総裁発言

02:00 GBP ベイリーBOE総裁発言

02:15 USD パウエルFRB議長発言

02:15 CAD マックレムBOC総裁発言

05:00 EUR ナーゲル・ドイツ連銀総裁発言

07:45 NZD NZ四半期CPI(消費者物価指数)

08:50 JPY 日本貿易収支

15:00 GBP 英CPI(消費者物価指数)

18:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)(改定値)

21:05 GBP グリーンBOE外部理事発言

22:00 USD チポローネECB専務理事発言

23:30 USD 原油在庫量

 

 

4月18日(木曜日)

 

G20財務相・中央銀行総裁会議

 

00:00 EUR デコス・スペイン中銀総裁発言

00:45 EUR シュナーベルECB専務理事発言

01:00 GBP ベイリーBOE総裁発言

02:00 USD 米20年債入札

03:00 GBP ハスケルBOE外部理事発言

03:00 USD ベージュブック(地区連銀経済報告)

06:30 USD メスター・クリーブランド連銀総裁発言

07:30 USD ボウマンFRB理事発言

10:30 AUD 豪雇用統計・失業率・労働参加率

16:15 EUR デギントスECB副総裁発言

21:00 EUR ナーゲル・ドイツ連銀総裁発言

21:30 USD 米失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀製造業景況指数

22:15 USD ボウマンFRB理事、ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

23:00 USD 米中古住宅販売戸数

 

 

4月19日(金曜日)

 

00:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言

02:00 EUR センテノ・ポルトガル中銀総裁、シムカス・リトアニア中銀総裁発言

02:00 USD 米5年債入札

02:30 EUR シュナーベルECB専務理事発言

04:00 EUR ブイチッチ・クロアチア中銀総裁発言

06:45 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁

08:30 JPY 日本CPI(消費者物価指数)

15:00 GBP 英小売売上高

23:15 GBP ブリーデンBOE副総裁、ラムズデンBOE副総裁

23:30 USD グールズビー・シカゴ連銀総裁発言

 

 

4月20日(土曜日)

 

 

01:30 GBP マンBOE外部理事発言

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

04:00 EUR ナーゲル・ドイツ連銀総裁発言

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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