景気の先行指標、製造業・サービス業・総合PMIに注目! 「12月16日の注目点とイベントスケジュール」

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2022年12月16日

景気の先行指標、製造業・サービス業・総合PMIに注目! 「12月16日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日はスイス・英国・欧州と金融政策発表ラッシュでした。

各中銀とも市場予想通りの利上げでしたが、声明文から見えてくる中銀のスタンスには差があったように思えます。

 

スイス中銀は、そろそろ利上げに慎重になるかと思われていましたが、声明文からはインフレが高すぎる為に利上げを継続するといったタカ派な内容となっています。

 

英中銀は、市場予想通りの利上げでしたが9名の政策決定メンバーのうち2名が据え置き指示するなど利上げに対して消極的な内容、景気後退に懸念しているようなハト派な内容になっています。

 

ECBは、市場予想通りの利上げに加えて来年2月と3月の0.5%利上げを示唆するなど、インフレ対応を優先させるタカ派な内容となりました。

 

本日は製造業・サービス業・総合PMIの速報値が発表されます。

各中銀が利上げを進めることで景気後退に注目が集まっているだけに、先行指標であるPMIに注目が集まっています。

目次

◎本日の注目点

 

1)経済指標

 

製造業・サービス業・総合PMI

各国、物価高で景気後退が懸念され、物価を抑える為に利上げを進めることで景気後退が懸念され、物価高と景気後退が同時に懸念されるスタグフレーションが注目されています。

どこで不景気が来るのか注目を集めています。

景気の先行指標であるPMIの結果が低下するようであれば景気後退が近いと思われます。

ドイツ・フランス・ユーロ圏・英国・米国の製造業・サービス業・総合PMIが発表され、好不況の分岐点である「50」をどこまで下回るのかに注目です。

今回は速報値なので、予想と結果が大きく乖離する可能性があるので、大きく動く可能性があります。

特に年末に向けて残り少ない経済指標なので、大きな値動きに繋がる可能性があるので要注意です。

 

 

 

2)リスク要因

 

昨日、欧州・英国・米国と主要中銀でも特に注目されている中央銀行の金融政策発表が終了しました。

大きなイベントが終了し、欧米は冬休みに向けて取引量を低下させていくのではないかと思っています。

取引量が低下してくることで、ちょっとしたヘッドラインで大きな値動きに繋がるのではないかと思っています。

また、冬休みに向けてポジション調整の動きも出てくると思うので注意しておきたいと思います。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

12月16日(金曜日)

 

16:00 GBP 英小売売上高

17:15 EUR フランス製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

17:30 EUR ドイツ製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

18:00 EUR ユーロ圏製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

18:30 GBP 英製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

19:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)(改定値)

23:45 USD 米製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

 

 

12月17日(土曜日)

 

03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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