2022年1月31日
月末要因、リスク要因に注目! 「1月31日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
先週は株価や金利に振り回され、ドル買いが大きく進む展開となりました。
今週も米株や米金利、米ドルが中心のマーケットになるのではないかと注目しています。
また、本日は中国市場が休場で東京市場は取引量が低下するのではないかと注意しています。
その他にも月末なので仲値やロンドンFIX付近での変速の動きには注意しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)米金利・米株価
本日は重要指標も少なく株価と金利の動きに注目しています。
最近は利上げ観測に反応しやすい米2年債に注目しています。
FOMC後から米2年債が上昇しており、2年債に相関してドル買いが進んでいます。
本日もドル買いが進むのか、米2年債の動きに注目です。
また、金利が上昇するようであれば株価の上値を重くするのではないかと思っています。
株価が下落するようであればリスクオフが進み、マーケット全体に影響する可能性があります。
最近の株式市場はボラティリティが高くなっているので、株価の動きには注意しておきたいと思います。
2)リスク要因
本日は重要指標もなく、株価や金利を動かす要因の一つとしてリスク要因を考えています。
リスクオフが進めば株価や金利の上値を重くし、リスクオフが後退すれば株価や金利の上値を軽くするのではないかと考えています。
ただ、金利がイッキに上昇した場合は株価の上値を重くする可能性があるので気をつけたいと思います。
リスク要因としてはウクライナ情勢に注目しています。
米国や欧州などがロシアに対して制裁を実施するようであればリスクオフが進み、ロシアが進攻するようであればリスクオフが進みます。
ウクライナ情勢が悪化した場合はリスクオフが進むだけでなく、エネルギー価格の上昇に繋がる可能性にも注目しています。
エネルギー価格の上昇は物価上昇に繋がり、金融引き締めに繋がり株価の上値を重くする可能性が高いのでリスク要因として見ています。
2日にはOPECプラス閣僚級会合が予定されており、増産についての観測報道が出てくる可能性があります。
ウクライナ情勢や中東でのドローン攻撃などリスク要因から原油価格が上昇していますが、OPECプラス閣僚級会合の観測報道で原油価格が上昇するのか、下落するのかにも注目しています。
原油価格の上昇は物価上昇要因に繋がり、
金融引き締めに繋がり株価の上値を重くする可能性が高いのでリスク要因として見ています。
◎本日のイベントスケジュール
1月31日(月曜日)
中国市場休場(旧正月)
22:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)
2月1日(火曜日)
シンガポール・香港・中国市場休場(旧正月)
01:30 USD デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言
02:40 USD ジョージ・カンザスシティ連銀総裁発言(22年投票権)
06:45 NZD NZ貿易収支
09:30 AND 豪小売売上高
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