2024年2月23日
東京市場は休場、要人発言に注目! 「2月23日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日の早朝(NY株式市場クローズ後)に発表された米半導
株価の高値更新は日本だけでなく、ダウ工業株30種平均や多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は2021年11月以来2年3カ月ぶりの高値で取引を終えています。
欧州では2月仏製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値
本日は東京市場は休場、欧米でも重要指標が少ないことから方向感に乏しい1日になるのではないかと思います。
要人発言や株式市場の動きに注目しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)要人発言
本日は重要指標が少ないことから要人発言をキッカケにしてマーケットが動く可能性が高いのではないかと思っています。
要人発言では、各国中銀の利下げ時期に関する発言に注目が集まっています。
現在の利下げ期待は欧州が最初に利下げするのではないか、次に英国か米国かで競っている感じ。
欧州は早ければ3月もしくは4月予想となっています。
英国は5月もしくは6月には利下げの可能性は排除できない、米国は6月もしくは6月以降になるのではないかと予想されています。
スイス中銀も3月利下げの可能性を織り込もうとしている状況です。
要人発言で利下げ時期に変化が出るような発言が出てこないか注目しておきたいと思います。
また、日銀は金融正常化に向けての発言に注目が集まっています。
海外からの報道ではマイナス金利解除後に追加利上げがあるのではないかと報じられる中、先週の植田日銀総裁や内田日銀副総裁の発言からは追加利上げを否定する内容となっています。
ドル円は150円を超えて151円手前まで上昇しています。
鈴木財務相や神田財務官からは口先介入発言が出ていますが、レベル感的にはまだ軽い表現となっています。
けん制発言のレベル感がどこまで思い表現となってくるのか注目しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
2月23日(金曜日)
16:00 EUR ドイツGDP(改定値)
17:00 EUR デコス・スペイン中銀総裁発言
18:00 EUR ドイツIFO景況指数
18:20 USD シュナーベルECB専務理事発言
19:00 EUR ナーゲル・ドイツ連銀総裁発言
2月24日(土曜日)
01:00 CAD カナダ財政収支
03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント