注目のFOMCはじめ政策発表ラッシュの1週間! 「10月31日週の注目点とイベントスケジュール」

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2022年10月31日

注目のFOMCはじめ政策発表ラッシュの1週間! 「10月31日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週はECB理事会で予想通りの利上げが発表されましたが、声明文や記者会見で予想よりもハト派だったことからユーロ売りが進みました。

 

注目されていた日銀金融政策決定会合は、予想通り緩和姿勢を継続しハト派姿勢を強調、当面の利上げを否定しました。

このことで円安が進みドル円は上昇しています。

 

今週は注目のFOMCをはじめ、英中銀やRBAなど政策発表が予定され、雇用統計など重要指標も予定されています。

ボラティリティの高い1週間になるのではないかと思っています。

 

また、来週からは米国やカナダがサマータイム終了(冬時間に移行)するので、来週からはマーケットオープンや指標時間が1時間遅くなります。

目次

◎今週の注目点

 

1)金融政策

 

FOMC

注目度:かなり高い

織り込み度:0.75%利上げを織り込み済み

バイアス:ドル買いの調整中(ドル売りに転換?)

ポイント:12月以降の利上げペースとターミナルレート

 

米ウォールストリート・ジャーナルのFEDウォッチャー、ニック・ティミラオス記者が「11月のFOMCでは0.75%の利上げを決め、12月に0.50%に利上げペースを落とすかどうかを議論する公算が大きい。一部当局者は過度な景気悪化を警戒し、利上げ減速や来年早々の利上げ停止を求めている」と報じたことで、FRBが引き締めペースを後退させるとの思惑から米金利は低下し、今まで買われてきたドルの調整買い戻しが進んでいます。

今回のFOMCで12月以降の利上げペースを後退させる、ターミナルレート(利上げの終了水準)が低下するなどの内容が出てくると米金利は低下し、ドルの招請買い戻しではなくドル売りトレンドに転換するのではないかと思います。

逆に米ウォールストリート・ジャーナルの報道を否定し、これまで通り引締めていくとなれば米金利は上昇しドル買いが進むのではないかと思います。

なので、FOMC声明文やパウエルFRB議長の記者会見に注目したいと思います。

 

 

 

英中銀(BOE)

注目度:かなり高い

織り込み度:0.75%利上げをほぼ織り込み済み

バイアス:ポンドの上値重い

ポイント:英中銀の引き締めペースとインフレ見通し

 

英国はトラス前首相の政策で金融市場が混乱し、英金利は上昇しポンド売りが進みました。

スナク英首相に替わり、緊縮財政に方針転換したことで金融市場は落ち着きを取り戻し英金利は低下しポンドが買い戻されました。

ただ、物価高や景気後退など問題も多く英中銀が引き締めを加速させるのか、それとも引き締めペースをゆっくりにするのか注目です。

スナク英首相の緊縮財政は経済にとってブレーキ、英中銀の引き締めもブレーキ、どちらもブレーキなので英中銀はブレーキを緩める可能性もあるのではないかと思っています。

 

 

 

RBA理事会

注目度:やや高い

織り込み度:0.25%利上げを7~8割織り込み済み

バイアス:豪ドルの上値は重い

ポイント:RBAの政策スタンス

 

RBAは前回の理事会で市場予想より低い0.25%の利上げを発表し、声明文でも「今後数カ月」から「今後一定期間」に変更されたことでRBAの政策スタンスがハト派になったと受け止められました。

RBAのターミナルレート(利上げの終了水準)は低下するとの見方から、豪金利は低下し豪ドルは売られています。

ただ、先日発表された7-9月期の豪CPI(消費者物価指数)は前年比で+6.1%(4~6月期)+7.0%(市場予想)などを上振れ+7.3%となり、32年ぶりの高水準となったことでRBAは再度政策スタンスをタカ派に変更するのではないかと注目されています。

タカ派に変更された場合は豪金利は上昇し、豪ドル買いが進むのではないかと思っています。

 

 

 

2)経済指標

 

NFP雇用統計

米国の物価上昇の要因の一つに人件費の高騰があります。

雇用者数が落ち着き、平均時給が低下することで物価高抑制となり、FRBの引き締めペース後退に繋がるのではないかと注目されています。

逆に、予想以上の強い結果となると、FRBの引き締めペースはそのままになると思われ、ドル買いが進むのではないかと思っています。

 

 

 

ISM製造業景況指数・ISM非製造業景況指数

世界的に物価抑制のために中銀は引き締め・利上げを進めており、景気後退の懸念が高まっています。

米国でもFRBがハイペースで利上げを進めていることで景気後退の懸念が高まっています。

ISMが予想以上に悪化していれば景気後退懸念が進み、予想以上の結果が出てくれば景気は底堅いとみられFRBの引き締めの追い風になるのではないかと思っています。

 

 

 

カナダ雇用統計

カナダ中銀は先日の政策発表で市場予想を下回る0.5%利上げを発表しています。

カナダの景気後退が懸念されているのか、雇用統計の結果が注目されています。

カナダ雇用統計が予想よりも悪化していた場合は、次回のカナダ政策発表でさらにハト派になり、カナダドル売りになるのではないかと思っています。

 

 

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

10月31日(月曜日)

 

10:30 CNY 中国製造業・非製造業PMI

18:30 EUR ビスコ・イタリア中銀総裁発言

19:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)(速報値)

 

 

11月1日(火曜日)

 

00:00 EUR レーンECB専務理事兼主席エコノミスト発言

10:45 CNY 財新製造業PMI

12:30 AUD RBA理事会・政策金利・声明文発表

18:30 GBP 英製造業PMI(改定値)

22:45 USD 米製造業PMI(改定値)

23:00 USD ISM製造業景況指数

 

 

11月2日(水曜日)

 

06:45 NZD NZ雇用統計・失業率

07:00 NZD オアRBNZ総裁発言

07:30 CAD マックレムBOC総裁発言

17:50 EUR フランス製造業PMI(改定値)

17:55 EUR ドイツ製造業PMI(改定値)・ドイツ雇用統計・失業率

18:00 EUR ユーロ圏製造業PMI(改定値)

18:00 EUR マクルーフ・アイルランド中銀総裁発言

21:15 USD ADP雇用統計

23:30 USD 原油在庫量

 

 

11月3日(木曜日)

 

東京市場休場(文化の日)

 

03:00 EUR ナーゲル・ドイツ連銀総裁発言

03:00 USD FOMC・政策金利・声明文発表

03:30 USD パウエルFRB議長記者会見

10:45 CNY 財新サービス業PMI

16:50 EUR ラガルドECB総裁発言

17:00 EUR パネッタECB専務理事、ナーゲル・ドイツ連銀総裁発言

18:30 GBP 英総合・サービス業PMI(改定値)

18:50 EUR エルダーソンECB専務理事発言

21:00 GBP 英中銀政策金利・声明文・MPC投票配分・インフレーションレポート発表

21:30 GBP ベイリーBOE総裁記者会見

21:30 USD 米貿易収支・失業保険申請件数

21:30 CAD カナダ貿易収支

22:45 USD 米総合・サービス業PMI(改定値)

23:00 USD ISM非製造業景況指数

 

 

11月4日(金曜日)

 

02:30 CAD ボードリBOC副総裁発言

05:30 GBP マンBOE外部理事発言

17:45 EUR デギントスECB副総裁発言

17:50 EUR フランス総合・サービス業PMI(改定値)

17:55 EUR ドイツ総合・サービス業PMI(改定値)

18:00 EUR ユーロ圏総合・サービス業PMI(改定値)

18:30 EUR ラガルドECB総裁発言

21:30 USD NFP雇用統計・失業率・平均時給

21:30 CAD カナダ雇用統計・失業率

23:00 USD コリンズ・ボストン連銀総裁発言

23:00 CAD カナダIveyPMI

 

 

11月5日(土曜日)

 

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

11月6日(日曜日)

 

米国・カナダがサマータイム終了(冬時間に移行)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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