2021年2月25日
要人発言と金利と株価に注目! 「2月25日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日はパウエルFRB議長の議会証言で株価が上昇、ダウ平均は史上最高値を更新し一時32000ドル台まで上昇しました。
日経平均もつられて上昇し、30000円台を回復しています。
今週の最大のイベントは通過しましたが、金利と株価の動きは大きくなっており、金利と株価の動向には引き続き気を付けておきたいと思います。
また、本日は五十日なので実需の動き、仲値やロンドンFIX前後の動きには注意しておきたいと思います。
欧州ではECBサミットが開催されるので、予定されていない要人にも注意しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)要人発言
昨日はパウエルFRB議長の議会証言でしたが、本日はクオールズFRB副議長をはじめ、ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁やボスティック・アトランタ連銀総裁の発言など要人発言が多数予定されています。
欧州でもレーンECB専務理事兼チーフエコノミストの発言が予定されています。
米国では、パウエルFRB議長の議会証言で長期の緩和に触れ、金利の上昇には寛容な姿勢を示したことで米金利は上昇し一時1.4%台まで上昇しています。
株価も上昇しており本日の発言で金利と株価がどのような動きをするのか注目です。
金利の上昇と株価の上昇は同時に進むとは思えず、どちらかが崩れるのではないかと注目しています。
欧州ではラガルドECB総裁よりも注目している、レーンECB専務理事の発言が予定されています。
レーンECB専務理事はチーフエコノミストを兼任しており、レーンECB専務理事のほうがラガルドECB総裁よりも正確にECBの状況を分析しているのではないかと見ています。
また、ラガルドECB総裁は失言が多く、レーンECB専務理事のほうが安定した発言ということもあり、レーンECB専務理事の発言はECBの金融政策判断の参考として注目しています。
2)金利と株価
要人発言以外でも米GDP確定値や米7年債入札など、金利と株価が動く可能性の高いイベントが予定されています。
特に米7年債入札は金利が動く可能性が高いので注目です。
また、金利が上昇していくと企業の重しとなり、株価の重しとなる可能性があります。
金利の上昇により株価下落ということも考えられるので、金利と株価の相関にも注目しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
2月25日(木曜日)
EUサミット
16:00 EUR ドイツGfk消費者信頼感指数
19:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数(確定値)
19:45 EUR レーンECB専務理事兼チーフエコノミスト発言
21:00 MXN メキシコGDP(確定値)
22:30 USD 米耐久財受注・GDP(改定値)
22:30 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言
2月26日(金曜日)
00:00 EUR デギントスECB副総裁、デコス・スペイン中銀総裁発言
00:00 USD 米中古住宅販売保留
00:30 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言
01:10 USD クオールズFRB副議長発言
02:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言
03:00 USD 米7年債入札
05:00 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言
06:45 NZD NZ貿易収支
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